DBはJRと異なり、車両毎に指定席と自由席を区別しておらず一つの車両の中に指定席と自由席が混在しています。それらは座席の上にカードを差し込むところがあってそこに指定席であることを示すカードを入れておくのです。それには指定席の区間も書いてあり、その区間を過ぎると車掌がその都度そのカードを抜いていきます。カードが抜かれたところは自由席となるわけです。逆に混雑している時期などは座席のほとんどに指定席カードが入っていて自由席そのものがほとんど無いという、日本ではちょっとありえないような状態になります。これは大変に手間がかかる方式です。
DBの混雑具合はたいていの場合、指定席の手配が不要なレベルです。特にローカル電車はガラガラです。逆にICEやIC、ECなどの特急列車の特に2等車は比較的混んでおり、座るのに苦労する場合もあるようです。また、禁煙車よりも喫煙車のほうが空いているようです。