台湾・台北旅行

1999911日〜16

 

総評・まとめ 参考資料

 

 日本人の旅行者も結構行っている台湾だが実は日本とは国交がない。

それというのも戦後日本が中国と国交を結んだために台湾との国交はなくなったのだ。

台湾の正名称は中華民国、しかし中国はこれを認めていない。

"国家"と定められているが中国との軋轢から微妙な立場であることは間違いない。

中国は中国の一部だと言い、台湾は国家だと言う。

国交がないのに日本人旅行者が大勢訪れることができるというのは少々不思議な気もする。

 

 

9月11日 土曜日

14時に新宿で相方と待ち合わせ。

成田空港までは当然一番安いルートで行った。

日暮里から京成線は必ず眠くなる、あれは長すぎる。

かといって特急やリムジンバスを使うと倍以上の金がかかるからやはり一番安い方法になってしまう。

成田空港第一ビルから飛行機に乗るのだが、前回の中国旅行の時と内装が変わっていた。

内装というかビル内に入っている店が変わっていた。

とりあえずマックで飯をくって時間を潰す。

どうしても時間に余裕を持って出てきてしまうから必ず時間が余る。

チケットを貰う航空会社のカウンターはとっても混雑していた、人だらけで動けないほど。

17時過ぎにチケットを受けとって出国手続き、ちなみに出発時間は19時40分。

出国手続き済ませてどうやって時間を潰そうかと思っているとなんとプレイコーナーなるものを発見。

ちょっとしたスペースの中にはテレビとプレイステーションが何台も置いてあった。

人も殆どいなかったのでそこで飛行機搭乗までずっと時間を潰せた(無料)。

ちなみにソフトは全てクラッシュバンディグー3、ちょっとハマっちゃった。

飛行機は定刻19時40分には出発、ちなみに航空機はノースウェストです。

機内は満席、機内食と当然ビールも飲んだ。およそ2時間30分で台北に到着。

現地時間21時05分に到着(日本時間22時05分)、日本との時差は1時間。

台北の空港は中国のそれよりは綺麗だった。入国審査・税関はもちろんスンナリ通りました。

空港の銀行でとりあえず3000円分だけ両替した。

台湾の通貨はニュー台湾ドル、表記は元・これは中国と同じです。1元は約3.5円。

 

空港ロビーに着くとすぐにH.I.Sの現地係員がいた。

同じ便で来ていた人はだいぶ多かったようで全員揃うまで時間がかかった。

大型のバスで空港から市街へ移動。

街並みは大分明るかった。コンビニも至る所に見られ発展しているなという印象。

車線が多くて片側だけで4車線なんていうのもざらにあった。

バスに乗っている全員が同じホテルではなくて各々の場所で降ろされた。

我々は第一大飯店、同じホテルに泊まるのは4組くらいだった。

部屋はごく普通のビジネスホテルといった感じ。

テレビにリモコンがないのが難点、でもNHKのBS放送が映った。

部屋で一通り落ち着いたら外へ出てみた。

パスポートや必要以上の現金は全てセーフティボックスに預けた。

現地時間で既に23時ごろだったがそれでも交通量も多く、外も明るかった。

ホテルは大通りに面していて交通の便は良さそう。

すぐ近くにセブンイレブン、ファミリーマート、吉野家があった。

セブンイレブンでビールとおつまみを買って、台湾上陸の飲み。

現地のビール(台湾ビール)も中国のビール同様に独特の臭みがあった。

慣れてしまえばたいしたことはないけど最初は少し気になった。

 

 

9月12日 日曜日 天気 晴れ

前夜にビールを飲んでいたので起床は11時ごろ。

この日は台北を歩くのが目的。この日は日曜日なので銀行が休み、両替が出来ない。

ホテルでも両替は出来るが銀行の方がレートが良いのでこの日は両替なし。

前日に両替した3000円で乗りきることにした。

外はかなり暑かった、でも日本とそんなに変わらないかもしれない。

中国同様に横断歩道でも車が突っ込んでくることが多いので恐い。

また、原チャがとても多かった。二人乗りはザラ、親子の三人乗り・四人乗り(!)もみかけた。

中国はチャリンコ、台湾は原チャリという感じ、とにかく原チャが多い。

暑い中、都心と思われる方へブラブラと歩いた。

デパートのフロア内にある色々な飯屋が集まっている食堂広場みたいな所で昼飯。

指差しで上海麺なるものを注文、一番写真で美味そうに見えたからである。

100元で味はチャンポンの具にとろみスープの太麺ラーメン。

安い割に量が多くて熱くて食べるのに苦労したけれど味は良かった。

歩いて行った先は台北駅の辺り。

大きなビルやデパートが色々と建っていて都会的。

CD屋に入ると日本の海賊版CDがたくさん置いてあった。

日本のCDは店の入り口近くにおいてあって、やはり日本曲はアジアでは人気あるのかなと思わせた。

タワーレコードも日本の輸入版CDが入り口付近においてあった(タワーでは海賊は置かないらしい)。

途中で道がわからなくなり、銃を持った軍人が見張りをしている建物が多い所に迷い込んだ。

一定距離でSPみたいなのが立っていてトランシーバーみたいなものを持っていた。

そこを歩いたときはなんだか恐かった。

しかしなんとかまぁホテルに戻ることが出来た。

結局5時間くらい歩いていた、足はかなり疲れた。

ホテルで小休止を取ったあとは晩飯。街を歩いて安そうなチェーン店っぽいところに入った。

牛肉原汁麺なるもの75元を注文した。

牛肉原汁とはなんだかグロそうな名前だが肉うどんのような感じ。

帰りにデパートの地下にあるスーパーマーケット(サミットだった)にてお買い物。

もちろん当夜のビールとつまみです。

こっちのつまみはパッケージを見て買うのだが、当たりよりもはずれの方が多かった。

なんか妙な後味が残るスナックばかりだった。

ビーフジャーキーも妙な甘さがあって美味しくなかった、安いヤツだけどね。

 

 

9月13日 月曜日 天気 曇り〜雨

この日も起きたのは11時ごろ。まずはなによりも両替。

ホテルの隣に銀行があったのでそこで両替することにした。

両替カウンターに行って両替を頼むとパスポートナンバーが必要とのこと。

仕方ないので一旦ホテルに戻ってセーフティボックスからパスポートを出しパスポートナンバーを控えた。

再度銀行に行くと、チェックしなければいけないからパスポートも持ってきてくれという。

再びホテルに戻りセーフティボックスを開けてもらい、パスポートを持ってまたまた銀行へ行った。

無事に二万円両替してまたホテルに戻ってパスポートをセーフティボックスに戻した。

結局3度もセーフティボックスを開けてもらうことになってしまった。

外に出て昼飯を食おうとしたのだが雨が降ってきた。

そこで両替したばっかりで金もあるし、ホテルのレストランで飯を食うことにした。

一応しっかりしたホテルでレストランもしっかりしていた。

ジーパンとTシャツで入るのにチョットだけ気が引ける感じ。

メニューはよく判らなかったので600元のコース料理を頼んだ。

ふかひれスープ、スナックっぽいもの、蟹、豚肉っぽい牛肉、白身魚、チャーハン、ココナッツゼリー。

と、かなり豪華に感じた。

 

食後もまだ少し雨が降っていた。

ホテルのすぐ前でタクシーを拾って故宮博物院に行くことに。

やはり台湾といえばとりあえず故宮博物院には行っておくかという感じだ。

タクシーを拾い、「国立故宮博物院」と書いた紙を見せたらOKと言ってくれた。

運転手さんは人の良さそうなオッチャンで片言の日本語で少ししゃべってくれた。

タクシーは初乗り50元、ホテルから故宮博物院まで150元だった。

その値段にチップみたいな感じで20元プラスしたものを運転手さんに支払う。

最後にタクシー降りるときは「どーも」って言ってた(笑)

故宮博物院は館内かなり広く、日本人観光客もいっぱい。

他には現地の修学旅行生みたいな団体の子供もいっぱいいた。

館内は1階から3階まで、中は広く色々な展示品が多数。

年表・青銅器・陶磁器・書物・絵画・玉器・彫刻などなど。

とにかく色々なものが各フロアーに並んでいる。

「おぉ凄いな」と思うものから、「どこが凄いのかな」と思うものまで。

故宮博物院の展示品で家具は一式揃えられるなと思った。

館内は暗く展示品の周りにだけライトがあてられている。

また、クーラーもガンガンに効いていて少々寒かった。

広い館内の為にソファーが色々な所においてあって休むことも出来る。

展示品は全てガラスで区切られていて中には加湿器かなにかで湿度も一定に保たれているようだった。

やはり保存にはかなり気を使っているようである。

あれだけの展示品をゆっくり見て回ったら本当に一日かかりそうな感じである。

我々はかなり駆け足でちゃっちゃかちゃっちゃか見て回った。

帰りもタクシーを使ってホテルへ戻った。故宮博物院は少し郊外のところにある。

夜は台北のハードロックカフェを目指して歩いていたが雨が強くなってきた。

おまけに傘を持ってきていなく、道も判らなくなったので途中で引き返した。

濡れながら帰路にあったレストランに入った。

メニューには日本語も記載されていて片言の日本語を喋る店員さんもいた。

アヒル肉、炒め茄子、揚げ豆腐、焼きビーフン&ビールを注文した。

値段は二人で1600元、チョット高めかなー?

まぁ美味しかったから良いけれど。

この日は雨が降ったりやんだりであまり派手に動けなかった。

 

 

9月14日 火曜日 天気 晴れ〜曇り

基本的に前夜は必ず飲んでいるので朝飯と昼飯は常に一緒になってしまう。

この日の朝昼飯は飲茶、ガイドブックに載っていた店に行ってみた。

ホテルの上の方の階でここもチョット高級そうで気が引けたがまぁ入った。

飲茶はまずお茶を注文して、お茶を飲みながら運ばれてくる点心をつまむ料理形式。

店員さんがトレイに乗せた料理を次々と運んできて希望のものだけを貰うという方式。

海老シュウマイ、牛肉シュウマイ、肉まん、豚肉、牛肉など。

最後にふかひれスープを調子に乗ってたのんだのが痛かった。

会計は二人で1800元ほどだったのだがふかひれスープが一杯でなんと600元もしたのだ。

つまり二人で飲んだから1200元、殆どふかひれスープの値段のようなものだ。

やはりふかひれは高級料理、ポンポン注文していたから金銭感覚が麻痺していた。

一旦ホテルに戻ってからこの日は相方と別行動ということになった。

相方は足つぼマッサージに行くという。

私は足なんか触られたらくすぐったくてどうしようもないと思ったのでパスした。

一人で台北駅の方へ向かい、台北の新宿といわれる西門街へ。

とにかくひたすら歩いていた。

途中でブラリとなんかの店に入ったり、あてもなく歩いたりしながら。

ぶらぶらしながらインターネットカフェを見つけたのでそこに入った。

台湾まで来て何故にインターネットって感じもしないでもない。

でもなんとなく台湾から、旅先からインターネットっていうのをやってみたかった。

自分のホームページを見たときは嬉しかったよ、おぉ繋がってるなーって。

ちなみに1時間100元+ワンドリンク100元である。

少し興味のあった国軍歴史文物館とやらに行ってみたら既に閉まっていた。

夜の方になると夜市みたいなものも少し見てきたが、治安はあまり良くないとのことなので引き上げた。

帰りにCD屋で海賊版目当てに寄っていった。

ところが夕方ということもあってCD屋が学生っぽい若者で凄く混雑していた。

日本のCD(海賊)を買っている若者も結構いた。

 

ホテルで相方と合流して昨夜行きそびれたハードロックカフェを再び目指した。

雨は降っていないし、地図で場所も確認した。しばし歩いて到着。

噂に聞くハードロックカフェに初めて入った。中はおもいっきり西洋風の作り。

ミュージシャンの写真・パネル・ギター・サインなどなど様々。

入り口で若い女の子に案内してもらう。とりあえず英語で喋った。

女の子が「〜 or Dinner?」と聞いてきた。

〜の部分は聞き取れなかったがとりあえずDinnerなのでDinnerと言った。

すると席まで案内してくれるのだがそのときに「Where are you from?」と聞かれた。

「Japan」と答えると急に笑い出して「なんだ、私のおば(ぁ?)ちゃんは日本人です」と。

片言よりはかなり流暢に日本語で話しかけてきてくれた。

日本語が話せたのでこちらとしてはかなり気が楽だった。

料理はその子がお勧めといったものを頼んだ。それがまぁ台湾とはかけ離れたような料理。

ケンタッキーで出るようなチキンと、お肉だった。

生演奏を聞いていきたかったのだが、3時間後くらいに始まるというので飯だけ食って出た。

店内は若い女の子グループや、西洋人っぽい人たちもいた。

雰囲気は良かった、カフェというよりバーだったね。

料金は1500元弱だったのだが、ホテルに戻ってレシートを見てビックリ。

まったく別のテーブルのレシートを渡されていて、金額もそのレシートのを払わされていた。

ぼったくりなのかただ間違えられただけなのかは不明。

ただたいした金額の差でないことは確かである。

 

 

9月15日 水曜日 天気 曇り

この日が事実上の最終日、翌朝はなんと6時にホテルロビー集合だ。日本にいたら敬老の日だね。

まずは台北の秋葉原と言われている光華商場へ行ってみた。

実は昨日も行ったのだが、休みで閉まっていたのだ。

いかにも秋葉原らしく光華商場という建物の中には小さな店がたくさん。

地下には古本屋やエロVCDなどが所狭しと並んでいる。

1階はパソコン関係のものが色々と売られていた。

平日の午前中だというのに結構若者で賑わっていた。

その近くの小さな食堂に入って牛肉原汁麺を食った。

牛肉原汁麺は名物らしく色々な所でその名を見かけた。

 

そこからブラブラと歩いて台北駅のすぐ近く、新光三越デパート。

それにくっついている台北一高いという新光摩展望台に上った。

学生料金があったので学生証を見せたら学生料金で入れた。

外は曇っていたが思っていたよりもよく景色が見えてなかなか良かった。

同じ展望台にいる観光客も少なかったし、まぁ殆ど日本人っぽかった。

西門街あたりをぶらぶらしていて映画館があったので映画でも見るかということに。

日本の映画も上映していたので何故か台北で「踊る大捜査線」を見ることになった。

なんで台湾まで来て「踊る大捜査線」なんだよという感じだが私はこの映画を見ていないので良かった。

一人200元(約700円)、日本よりは安いね。

館内は広くしかもガラガラ。最初に客は10人ほどしかいなかった。

クーラーが効いていて若干寒かった。

日本の映画を台北で北京語の字幕で見る、なんだか妙な感じ。

もし吹き替えだったらどうしようかという心配も少しした(笑)

映画の中での笑いのポイントはあまり日本と変わらないようだった。

ただあまりにも客が少なかったのでよく判らなかったが。

映画が終わって館内を見たら客は20人ほどになっていた、それでも20人…

日本へのお土産を軽く買ってホテルへ戻った。

 

翌朝は6時出発、残りの所持金を計算して今宵の飯を決める。

台湾の元は日本円には両替できないというので全部使い切った方が良い。

二人合わせたら1500元くらいあったのでとりあえず普通に飯を食っても大丈夫だろうということに。

近くで見つけた台湾料理屋に入った。

普通の大衆食堂の少しランク上という感じの飯屋。だがメニューには日本語表記もしてあった。

やはり日本人観光客がよくくるのだろう。

麻婆豆腐や野菜炒め、魚の唐揚げなど適当に頼んだ。最後の飯も1100元チョイ。

印象に残ったのが厨房にいたおばぁちゃん。

座った席が厨房に近いのだが、そのおばぁちゃんはどうやら日本語を理解しているようだった。

お茶ほしいなぁって相方と喋っているとおばぁちゃんが店員さんを呼んでお茶を入れさせてくれた。

最後にもお金払った後に「領収書…」って言ったらおばぁちゃんが「領収書?」と聞いてきてくれた。

台湾や韓国は一定の年齢を越えたら日本語を判る人が多いという、それはやはり…

 

晩飯から帰ると、セーフティボックスを開けてもらいパスポート等を返してもらった。

翌日の帰り支度を終えると台北最後の夜の飲み。

ビール三本とサワーみたいなもの一本。我ながらよく飲みます。

結局この旅では毎晩2本以上は飲みました。だから朝起きるのは10時以降になってしまう。

でも翌朝は6時にはホテルのロビー集合、寝坊は許されないね。

でもやっぱり飲みました。

 

 

9月16日 木曜日

眠い目をこすりながら6時にはチェックアウトを済ませた。

お迎えのバスは6時20分頃に到着。行きと同じく大きなバス。

そしてまた行きと同じく、他のホテルも回ってから空港に向かった。

早朝の街並みを見るのは初めてだったが、朝の街というのはどこもあまり変わらない雰囲気だと思った。

ただやはりバスに乗っていても途中から寝てしまった。

空港に着いて航空券を貰って出国手続き。

台北の空港ではとくにすることもなにもない。

荷物は海賊版CDなんかも入っているので機内持込ではなくて預けた。

出発時間が過ぎるのをただ待ち、定刻の9時40分に無事出発。

帰りの機内も満席状態。窓際だったので景色が見られたのは良かった。

機内食食ってビール飲んだ以外は結局寝ていた。

 

日本帰国、あいかわらずの日本です。入国審査も税関も問題なくパス。

海賊版CDは違法コピー商品だから本当は持ち込んじゃいけないんだけどね。

実際に荷物の中を見られて捕まった人って見たことがない。

税関って結構人が並んでいるからよほど怪しくないとチェックしないんだろう。

でもこの日は初めて麻薬探査犬を見た。私の荷物はクンクンされなかったけど。

帰りの京成線も殆ど睡眠、そういえば台北では電車に乗らなかった。

とにかく、無事に日本帰国。次の旅はいつ、どこになるかな?

 

 


 

総評・まとめ

今回は台湾・台北旅行。

まずはなによりも、台北は道路の交通量が非常に多い。

原チャが非常に多く、車・特にタクシーが多かった。北京でもタクシーは多く見られた。

バスも結構走っていた。バスの路線は複雑らしい。

車道の車線も異常に多く、多い所では片側6車線などという道まであった。

あと歩行者を見ても止まらない。

右折してきても少しでも歩行者の間に隙間があれば突っ込んでくる。やはり日本は安全な国だ。

慣れていないとあれは事故る。

 

街は香港のような雑然さはなかった。しかし整然とされているわけでもない。

小さな大衆食堂街や屋台街を歩くときは色々な匂いが混ざって臭く感じることもあった。

台北の新宿という西門町は結構綺麗で歩行者天国化している所もあった。

街は夕方になると学生でかなり混雑する。

街の色々な所にジュース屋がある。

そこで40元くらいでジュースを作り、街には飲んでいる若者がたくさん。

こっちは牛乳とフルーツを混ぜた飲み物が多々あり。

私もマンゴーやスイカと牛乳を混ぜたのを飲んだが美味しかった。

コンビニは日本以上にたくさんあった。

セブンイレブン、ファミリーマート、サークルK、現地のコンビニ。ローソンは見なかった。

夏なのに店内にはおでんが売られていて、店内は日本のそれとは違うおでん臭さが漂っている。

ファーストフードも充実。マック・KFC・モス等。

やはりマックが強いらしくマックはTVCMも流れていた。

CMといえば街を走るバスは側面が一面大広告。

金城武が携帯電話の広告に載っていて彼は町の色々な所で見ることが出来た、こちらでもスターか。

それから柏原崇が妙にもてはやされていて、日本ではパッとしていないCDも全面に出して売られていた。

携帯電話は持っている人は結構いた、電話のデザインはいいとは思えなかったが。

でも学生っぽいので持っているのはそんなにいなかったような気がする。

ちょうど台湾滞在のときに韓国でシドニー五輪出場をかけて日本と台湾が野球の試合をやっていた。

あまり街からはその活気は伝わってこなかったが。

ただ露店の小さなテレビでオッチャンが静かに見ているのを見ただけだった。

 

日本語の普及率は高そうだった。

大衆を少し越えたレストランだと必ずメニューに日本語表記があった。

また必ず片言でも日本語を話すことが出来る店員さんがいた。

街角の看板で"美語・日語教室"というものを見た、美語は英語、日語はもちろん日本語である。

日本語の勉強も進んでいるように感じられた。

日本語の普及率も高いのだろうけれどそれだけ日本人観光客が行っているということもあるな。

ちゃんとしている店なら日本語・英語が使えれば問題はなかった。

飯を食べるときは指差しだけで通じるし、生きていくのに苦労はしなさそうだった。

あまり物価は安いという印象は受けなかったが、前回行ったのが中国だからというのもあると思うが。

 

 台北の印象は香港のように乱雑でなく、北京のように整然とされてもいない。

どちらかというと香港に近い感じかな。

活気に溢れているという言い方はしっくりくるかもしれない。

若者は多かったし、街並みも若い感じがした。

日本のコピー(音楽・映画・TV)と思われるようなものが多々見られた。

ただ若者文化みたいなものはオリジナリティに欠けるのではないかと思った。

タワーレコードでは日本のCDが一番売れそうな所に置いてあった。

テレビも日本の昔にやっていたドラマを北京語に翻訳して放送していた(毎晩やっていたので楽しめた)。

夜市や屋台などはあまり日本ではみかけないがいかにも"発展途上"っぽさを感じさせた。

しかし見習うべき点もある、その一つが電車である。

これまでアジアは香港・北京・台北と行ったが電車が道を走っていないのだ。

全てが地下鉄だったのだ(台北にはモノレールもあったが)。

騒音もないし、踏み切りもない。

そしてまた路線がごく簡単なのだ。日本の電車などたくさんありすぎてわけがわからない。

 

全体的に天気がパッとしなかったのが残念。

ハッキリと雨が降ったのが一日だけだったが他の日も曇りがちな天気だった。

台北郊外の烏来などにも足を伸ばしてみたかった。

私は旅でやり残したことがあると、次に来たときのお楽しみと自分を納得させる。

だからそれも次に来たときのお楽しみということに。

 

 

 

参考資料

最後の定番、参考資料です。

台湾の通貨はニュー台湾ドル、表記は元です。

つまり1ニュー台湾ドル=1元。

1元≒3.5円で計算します

 

ツアー代金(往復航空券・現地ホテル・現地空港ホテル間の送迎)

59,800

 

現地両替総金額

24,000円(約6,857元)

 

総支出(除・成田空港までの移動費)

83,800

※今回は海外旅行保険をつけなかった。実際つける必要はなかった。

 

物価 日本円への換算は1元=3.5円での計算です。

地下鉄・モノレール…20元〜80元(70円〜280円)

バス…15元(56円)

タクシー…初乗り50元(175円,他にチップを20元)

缶ビール…約30元(105円)

ミネラルウォーター1.5L…約40元(140円)

ジュース(コンビニ500mlペット)…約25元(88円)

ジュース(街角ファーストフード)…約50元(175円)

現地のスナック…約10元(35円)

海賊版CD…約100元(350円)

故宮博物院…80元(280円)

新光摩天展望台…120元(420円)

映画…約200元(700円)

屋台料理…約50元〜(172円〜) 

小さな食堂…約100元(350円)

少々高級そうなレストラン…一人あたり平均約600元(2100円)

今回は飯に金をかけすぎた。削ろうと思えばもっと削れた。

 

持ち物

今回は極力減らして最小限にした

5泊6日で

Tシャツ・トランクス・靴下、それぞれ3セット、Gパン、短パン

ハンドタオル、歯ブラシ、制汗スプレー、筆記用具、カメラ、地球の歩き方、パスポート

 

Tシャツ・トランクス・靴下はホテルのユニットバスで毎晩洗った。

バスタオルは必ずホテルに備え付けのがあると思い敢えて持っていかなかった。

歯ブラシはないことはないだろうが一応持っていった(当然ホテルにあった)

夏だから全体的に荷物は少なめで良かった。

地球の歩き方はやはり便利である。

他にも旅行ガイドブックを持っていったが地球の歩き方が一番役に立った。

ただ地図に少し間違っている部分があった。

 

 

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