我思ふ…

世の中から日常までアレコレと

26歳

2005年3月12日をもって26歳になった。
それによって特段変化があったわけではない。
しかし自分の中で26は1つの節目だと思っている部分がある。
何ゆえに26が1つの節目か。
数年前に読んだ沢木耕太郎の「深夜特急」。
香港からロンドンまで、約1年をかけての旅の記録だ。
私も旅好きの端くれとして非常に興味深く読んだ。
作者がこの旅を実行したのが26〜27歳にかけてのことだった。
そんなこともあって私も何となく26〜27という年齢に少しこだわっていた。
しかし現実問題として何も行動を起こせないでいるし何をして良いのかも判らない。
作者のように旅をしてみたいが、してどうするの?という思いがある。
仕事は順調、ほんの少しではあるが責任ある立場にも立たされている。
このまま続けていくことへの抵抗も無いし今の状態なら続けられるだろう。
ただ、それで良いのか?という問いは自分の中に持っている。
このままそれなりの仕事をそれなりにこなしてそれなりの日々を過ごしていく。
何かあるんじゃないか、何か。
そう思いながら考えながらも気が付けば27なんだろうな…。

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