日々是ネタ也
日常全てが題材(ネタ)
都庁潜入記
新宿で就職関連のセミナーがあってそれに参加した。
友人と一緒に参加したのだが、セミナーの後に時間潰しとしてセミナー会場のすぐ前にあった都庁へ行ってみることにした。
私は都庁へ行くのは初めてだ。
都庁に展望室があることすら知らなかったのだ。
高速エレベーターで一気に展望室へ。
平日の昼間ということもあって結構空いていた。
まぁ初めて来たわけだから普段どのくらい混んでいるかは判らないが人は少なかった。
他のお客さんはどうみても観光客っぽかった。
就職活動の帰りにスーツを着て都庁の展望台にいる我々はチョット異質な感じがした…と、思っていたら居た。
我々と同じように就職活動の帰りっぽい輩が。
やはり就職活動という窮屈な思いをした後に目の前に都庁があればこれは登ってみたくなる物らしい(?)…と勝手に分析。
一通り景色を眺めて展望室を降りた。
さて、どうしよう。
そうだ、都庁はご存知のようにてっぺんが2つに分かれている、どうせだからもう1つの展望室にも行ってしまおう。
と、いうことでもう一方の展望室にも登った。
うーん、暇人のやることだな。
それにしても都庁って無駄に大きい。
あんなに高くする必然性がどこにあるのだろうか。
税金でやったんだよな、解せぬ。
さて、もう一方の展望室でも適度に景色を眺めた後に昼飯を食うことにした。
どうせならこのまま都庁で、ということで飯を食うところを探した。
色々な食事処や喫茶室みたいなものは沢山あったが我々が目に付けたのは都庁の32階にある「都庁職員食堂」。
友人と相談、「職員食堂というからにはやはり職員だけかな?」
「そうかもしれんが今日の我々はスーツを着ている、職員のような顔していれば大丈夫だろう」
と、いうことで都庁職員食堂へ行くことに決定。
エレベーターに乗り込み32階へ。
職員食堂はすぐわかった、どうやら食券を買うらしい。
メニューはウィンドウの中、パッと目に付いたのは「都庁ラーメン」460円、瞬間的にこれだ!と思った。
なんとも短絡的、都庁だから都庁ラーメン。
友人と2人で都庁ラーメンを食することにした。
職員食堂の中は大学の学生食堂と大差なし。
セルフサービスで食券を出して都庁ラーメンを受け取る。
食堂内にはお前はどう見ても都庁の職員ではないという観光客風の老夫婦が居たので職員以外でも使えるのだと確信した。
しかしここで石原慎太郎が昼飯を食っている姿は想像できなかった。
青島幸男なら食っていたかもしれない。
して都庁ラーメンのお味は…うん、普通のラーメン、麺は大盛り。
どの辺りが「都庁」ラーメンなのかが知りたかった。
皆さんも都庁へ行ったら是非32階の都庁職員食堂で飯を食いましょう。
案外穴場かも、値段も良心的。