タイ旅日記
9月5日 金曜日
時刻は3時30分過ぎだったのだが、深夜の通りにタクシーはいくらでもいた。
流しのタクシーを止める。
「Airport ok?」の一言で通じた。
深夜なので渋滞はまったくない。
予想以上に早く4時には空港に着いてしまった、バンコク市街から空港まで160B(≒480円)弱。
空港内をうろつくも開いているのはコンビニとファストフードの店だけ。
あまりにも時間が早く、航空会社のカウンターはまだ開いていない。
こんな時間でも空港内には早朝便なのか、旅行者が思ったよりいた。
ロビーで航空会社のカウンター前で細心の注意を払いながら眠った。
寝過ごしたら大変だし。
それにしても台北の空港といい、なんで空港というのはあんなにも寒いのか…。
ゆっくり落ち着いて眠れやしない。
あ、ゆっくり落ち着いて眠らせないためか?
5時過ぎに搭乗手続きを済ませ、最後に使用するタイの通貨・空港使用税500B(≒1,500円)を払う。
出国審査等も早い時間なのでアッサリ終了。
結局6時40分に搭乗開始。
席に座るなり出発するよりも早く寝た。
最も緊張する離陸時ですら殆ど眠っていた。
気がつけば飛び立っていた、サヨナラバンコク。
機内食を食うのも面倒なほど眠くて、さっさと食ってさっさとまた寝た、酒も出なかったし。
殆ど眠りつづけたまま台北の空港に到着。
着陸後も全員が降りるまで半分眠っていた。
タイ時10時30分に台北に到着(台湾時11時30分)。
ここから3時間くらい台北の空港で過ごさなければいけない。
1人で行動していて眠るのは危険なので、台北の空港をウロウロした後に、あまり人がいないソファを発見。
そこで旅日記を書いたり、ここまでの旅日記を眺めたりして時間を潰した。
台湾時14時20分(タイ時13時20分)、台北から東京へ向けて出発した。
やはり東京へ向かう機内でも眠った。
どれだけよく眠っていたつもりでも機内食が近づくとハッと目が覚める、あれは一種の本能なのか。
機内食食ってビール飲んでやっぱり寝た。
日本時19時すぎ(台湾時18時過ぎ)に成田に到着。
飛行機を降りた所で、行きに一緒で共に台北の空港で夜を明かした彼と合流した。
「おぉ、久しぶりー。どうだった?」とお互いの数日間を報告。
入国審査、日本のここはいつも混んでいる。
タイから帰った人は健康に関するアンケートに記入しなければならないという。
旅行中に以下のような症状はありましたか
下痢・嘔吐・発熱・頭痛…等々
下痢、まさにだ。
丸をつけて係員に出すと、「今の調子はどうですか?」「問題ないです。」「では、これを読んでおいて下さい。」
紙片を渡されて終わりだった。
黄色い紙に貴方は赤痢やコレラかもしれません、みたいに警告してあった。
何だかそれを持っているのが急に恥ずかしくなった、私は下痢ですと宣言しているようで。
成田空港から彼はJRで私は京成線。
最後までお互い名前を聞くこともなく別れた。
一期一会だな。
地元に帰ると雨、こっちの雨はすぐにやまない。
雨に濡れながら帰路につく、バンコクへ着いた当日の夜も雨に濡れたことを思い出しながら…
参考資料
費用 (計10日間)
航空券代金
43,440円 (航空券37,500円+税金1,300円+成田空港使用料2,040円+航空保険料2,600円)
成田→台北,台北→バンコクの経由便使用
現地両替金額
タイ30,000円
マレーシア10,000円
(シンガポールではマレーシアの余った通貨を両替して充てた)
クレジットカード支払い
21,088円 (シンガポール〜バンコク航空券)
日本円別途支払い
6,000円 (相方に4泊分のホテル代として)
海外旅行保険
3,080円 (ネット申し込みバラ掛け)
総支出額 (日本での成田空港までの出費を除く)
113,608円