日々是ネタ也
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スポーツクラブ入会
1人暮らしを始めたウチから徒歩3分の所にスポーツクラブがある。
もともと運動音痴なうえにデスクワークで運動など殆どしていない現状。
三十路も近いし、最近は体調不良が治りにくいことも多し。
抵抗力をつけるためにも身体を動かした方が良さそう。
折角近くにあるのだからいつか行ってみようと思っていた。
そしてそこがキャンペーン中で2ヶ月分の月会費が半額ということで行ってみることにした。
正式な入会をする前に体験をした方が良いと思いまずは施設体験コースへ。
最初はジムで体重計を進化させたような身体測定器で体組織を測る。
計測の結果、身長に対して体重がやや足りなく、体脂肪は標準だが筋力が足りないという結果。
典型的な運動不足の症状らしい。
計測結果を踏まえて身体のどの部分が気になりますか?みたいな問診をもとにインストラクターが筋力トレーニングメニューを作ってくれる。
まずは全身の筋力アップとビールで膨らみつつあるお腹周りのシェイプアップを中心としたメニューを作成してもらう。
1つ1つのマシンの使い方を教えてもらって筋トレ開始。
押したり引いたり捻ったり起き上がったり。
単純に腕立て伏せや腹筋を自分でやるのとは違い、マシンを使うのでそれだけでなんだか新鮮。
10回ワンセットを2,3回、思っていたほど息が上がらない。
有酸素運動のマシンにも挑戦。
単純に走るだけのヤツでは面白みがないので、足を上げ下げしながら腕も振る機械(クロストレーナーとか言うらしい)に挑戦。
単に走るだけより上半身も使うので一石二鳥な気がする。
15分ほど続けると汗ダク、TVが付いているので眺めながら黙々と運動出来て良い。
一通りのマシンを体験し終わると後半はプールへ。
1年ぶりくらいの水泳だが特段問題は無く。
平泳ぎでダラダラと25mを何往復かして終了。
最後は風呂に入って〆。
ウチにいるときはシャワーだけの毎日なので風呂だけでも来る意味がありそうだ。
文句のつけようが無く体験コースを終えてそのまま入会。
運動をすると気持ち良いんだなーというのを久しぶりに感じた気がする。
そして帰って飲んだビールの美味しいこと美味しいこと。
なんか本末転倒な気がするけどイヤイヤ、これからもビールをしっかり飲めるようにスポーツクラブに行くことにしたのだと思えば良い。
私が好きな村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」という小説の中にこんな一節があったのを思い出した。
【「35を過ぎたらビールを飲む習慣は無くした方がいい。ビールなんてものは学生か肉体労働者の飲むもんだ。腹も出るし、品性がない。ある程度の年になると、ワインとかブランディーとかが体に良いんだ。小便の出すぎるやつは体の代謝機能を損なう。よした方がいい。」私は肯いてビールを飲んだ。余計なお世話だ。好きなだけビールを飲むために、私はプールに通ったりランニングをしたりして腹の肉をそぎおとしているのだ。】(要約)
私もそうありたいものだ。
予想はしていたが翌日は結構な筋肉痛。
暫く使っていなかった筋肉を一気に使ったわけだから仕方ない。
続けることによって解消していくだろう。
最近は仕事がそれほど忙しくないので仕事が終わって一旦帰宅してからスポーツクラブへ行く日々が続いている。
夜は23時30分まで開いているので仕事帰りでも充分利用できる。
当初は風呂だけの利用でもイイやなんて思っていたが貧乏性なもんで行ってしまうとジムやプールに行かないと勿体無いと思ってしまい結局一通りのトレーニングをこなす。
トレーニングのローテーションも出来てきて5〜10分ほど有酸素運動をして身体を温めてから一連の筋トレをこなして最後に30〜40分ほど有酸素運動。
筋トレの後に有酸素運動をすることによって脂肪が燃焼されて筋肉に変わるのだとか。
そして時間が余っていればプールに入って適当に泳いで終了。
土日は夕方くらいから行って運動をした後で帰ってビールと晩飯が日課。
何もない土日の午後は昼寝ばかりしていた気がするが今やスポーツクラブ通い。
我ながらココまで熱心に通うようになるとは思わなかった。
1つの要因は「高い金(月1万円弱)払ってるんだから使わなきゃ勿体無い」という貧乏根性だが、その結果健康体に近付いて暇も潰せればこんなに良いことはない。
食生活以外は実家暮らしの頃よりも健康的な生活を送っているような気がする。
これで後は目に見える変化が身体に訪れてきたら嬉しい。