日々是ネタ也
日常全てが題材(ネタ)
修理ってヤツは…
オーディオのアンプとCDプレイヤーが壊れた。
代理店に持って行って修理を依頼した。
いつも思うことなのだが、修理代金というのは高すぎる。
音が出なくなったアンプと、トレイが開かなくなったCDプレイヤー両方を治して、合計13,750円。
その内訳は部品代金が計2,000円で、工料(手数料)が計11,750円。
何で手数料がそんなに高いんだ…部品代の5倍以上なんて信じられん、ボッタクリもいいとこだ。
大学の何かの授業で講師が言っていた。
修理となるとそのメーカーの純正部品でないと治せない、もしくはその方が安心。
だから顧客はメーカーに修理を依頼するしかない。
すると修理に関してはそのメーカーの競合相手というのはいなくなる。
だから敢えて修理費を安くする必要などない。
まさにその通りなのだろう。
オーディオと時を同じくしてビデオデッキも壊れた。
テープが中に詰まって出てこなくなったのだ。
またもや修理代金を多量に払うのが癪だったので、分解して自力修理を試みた。
詰まったテープは取り出せたが、故障は治せなかった。
しかし今回はメーカーに修理を依頼する前にインターネットで"家電 修理"をキーワードに検索してみた。
すると家電修理を専門に扱っている店が地元にあることが判った。
電話をして聞いてみた、「メーカーよりもおたくに依頼する利点は?」。
すると、故障の症状にもよるが基本的にメーカーよりも早く・安く修理することが出来ると言うのでそこに依頼した。
ビデオを持って行って故障症状を説明。
すると店員がその場でビデオデッキを分解して中を覗き込む。
「無理矢理テープを取り出したりしましたか?」と聞かれた。
「ハイ…」、「やっぱりね、ココのコレがコウなってるんですよ。」。
ドコのドレがドウなっているのかは判らなかったが、"やっぱりね"の中に非難めいた口調が感じられたのでチョット腹が立った。
「これだとこの部分をそっくり交換しなければならないので…」とパソコンを叩き、「10,000円ですね。」と言われた。
10,000円?!思ったより高いなー。
4年くらい前に約20,000円で買ったビデオデッキ、今なら同等の物を特価品なら10,000円あれば買える…。
その気になれば新しいのが買える、けどそのために修理すれば使えるコイツを処分するのは忍びない…。
結局は修理を依頼することにした。
完了予定日が5日後というのは確かに代理店に持って行くよりは早いので、それで納得することにした。
修理完了予定日に引換証を持って店に行った。
すると応対した店員がなかなか戻ってこない。
手ぶらで戻ってきた店員、そしてこう言った。
「申し訳ありませんがまだ修理が完了していなくて、まだ工場の方にあるらしいんですよ。
今日お客様に連絡しようと思っていたのですが…」。
その言葉にカチンと来た。
「イヤ、貴方ね、それはおかしいでしょ。
修理完了予定日は今日になってるよ。
それで"今日連絡しようと思っていた"ってのはないでしょ。
今日修理が完了するって書いてあったら今日取りに来るでしょ。
連絡するなら前日まででしょ?」
思ったよりも修理代金が高くて不満だったのも加わってかなり不機嫌に言い放って店を出た。
家に帰って引換証を見てみるとそこに目を引くある1文があった。
"修理が予定日を越えた時は、越えた日数に対して200円/1日のペナルティを修理代金からお引き致します。"
…つまり、安くなるのだ。
それならばいくらでも遅れてくれ…と思っていたら、その修理屋から電話がかかってきた。
「この度は申し訳ありませんでした。
工場の方に問合せたところ遅くとも3日後には仕上がるとのことです。
完了致しましたら連絡致しますので…」とのことだった。
ありゃりゃ…何だよ、折角安くなると思っていたのに、3日後じゃ600円しか安くならん。
店で怒らずに穏やかに済ませていれば相手も油断してもっと遅れていたかも…。
チョット損した気分、クレームも考えようだな。