我思ふ…
世の中から日常までアレコレと
オリンピック開催地
2016年夏のオリンピック開催地がブラジルのリオデジャネイロに決定。
東京もかなり大々的に誘致活動をし、注目されていたが落選。
他にシカゴやマドリードのような先進国を代表する主要都市も落選。
東京落選の一因とされている国民の無関心。
最終選考に残った都市の中で東京が最も五輪に対する国民の関心度が低かったとか。
一方、ブラジルのリオは国民の8割を越える支持があったとか。
やはり五輪は歓迎される都市でやった方が良い。
さらに先進国ではなく、これから伸びていく都市で開催した方がその国(都市)のためだとも思う。
五輪が来ることによってその国(都市)は世界中の人を迎える準備をする。
最近の例では北京オリンピック開催にあたり、北京では列に割り込まない・路上にゴミを捨てないなど住民の意識改革を施したとか。
文献でしか知らないが、1964年東京五輪のときも「世界の人に見られて恥ずかしくない街を」と都市整備が行われたとか。
ソウルでは行き過ぎて文化の1つである狗肉を食べさせる店が街から追いやられるというようなこともあったらしいが。
形はどうあれ、国を挙げて世界中の人を受け入れる態勢を整える。
世界から注目され、国民もまた改めて自国を意識する。
発展途上国が1つ上のステップへ進むために、このうえない手段のような気がする。
近代五輪が始まって100年以上経ち、既に一通りの先進国では五輪を開催してきただろう。
これからは先進国よりも発展途上国でこそ五輪を開催するべきではないかと思う。
なんて思ったが次の開催地ロンドンて…