日々是ネタ也
日常全てが題材(ネタ)
大学卒業式
式が続くなー、卒業式の3日後には入社式。
スーツを着て本社へ行くと内定式の時に見たことのある顔がいて結構きさくに喋れた。
入社式の前に健康診断を受ける。
身長体重視力聴力などからX線、尿検査、採血まで。
久々の注射はかなり嫌だった、注射なんていつ以来だろう…。
健康診断が終わるとすぐに入社式かと思いきや、たくさんの書類を書かされる。
会社が取引している銀行に口座を開設したり、クレジットカードを作ったり、会社が契約している保険会社の保険に入ったり…。
色々な書類に名前を書き、住所を書き、ポンポンはんこを押していった。
大丈夫かね、こんなにポンポンはんこ押して。
集合時間から数時間後、ようやく入社式。
入社式に先立ち、いきなり大声で唱和が行なわれたのでかなり驚いた。
まわりの連中は入社前にアルバイトやインターンシップで働いていた経験があるから大声で唱和ができていたけれど、私なんかただ戸惑うばかりだった。
偉い人のありがたーいお話を聞いて終わるだけの入社式ではなく、1人1人が自己紹介をする入社式。
自己紹介っていっても特にネタを考えていなかったので無難にこなした。
新入社員自己紹介の時に驚いたのが数人だけど大学を卒業できなかった人もいるということ。
大学に通いながら働くというのだ。
もし私が大学を卒業出来ていなかったら仙台から大学へ通うことになったのだろうか…
式後は当然懇親会が開かれ、飯が出て酒が出る。
飲み食いの途中でも「誰々から一言頂きます。」とマイクを持って話しが始まるのでなんだかチョット食べ飲み辛い雰囲気。
飲んで食って喋って同期10人以上の携帯電話番号を聞いた。
恐らく最も携帯電話の番号登録数が増えた1日だっただろう。
しかし数多く登録したので誰がどれだかさっぱり判らないのが難点だ。
少し働き始めた同期から話を聞くと仕事はかなりきついらしい、気を引き締めてかからねば。
入社式を終え、隣駅の実家に帰宅。
その翌日には仙台の自宅へ戻り、仕事が始まる。
後で判ったのだが某テレビ局のニュース番組の取材が来ていた。
帰ってそのニュース番組を見てみるとその日のうちに放送されていた。
幸いなことに(?)私は映っていなかった。
入社式を終えても社会人としての実感なるものが湧いてこなかった。
あんまり角張った式ではなかったし。
これからじわじわと感じてくるのかな、イヤだな。