日々是ネタ也
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結婚式結婚式
これまでの人生で結婚式というやつには参列したことが無かったのだが、今回初めてしかも2週連続で参列することになった。
同じ歳の従姉が結婚式を挙げるその前の週には同じ歳の会社の同僚が結婚式。
そもそも結婚式はどんな服装で行けば良いのだろう。
ネットで色々調べると無難なのは当然黒の礼服。
ネクタイは白だ、いや最近はシルバーでも良い、カラーシャツやボタンダウンシャツはダメ、裾はシングル、靴はストレートチップ、ポケットにチーフ、ベスト、サスペンダー…あれやこれやと情報が散乱。
基本的に葬儀では礼服に黒ネクタイしか意識していなかったし、そもそも急に訪れる葬式だと事前に下調べなどする暇が無い。
ところが明確にいつ行われるかがわかっている結婚式だと調べる時間があるだけに色々と見てしまう。
結局礼服用のスーツに白シャツ、シルバー地のネクタイ、チーフ無し、ストレートチップの靴。
チーフ無しとシルバー地のネクタイにしたことでガチガチの結婚式スタイルを避けた(つもり)。
同僚の結婚式。
5月のゴールデンウィーク後の土曜というのはかなり人気の日取りらしい。
式場を見ると同日に数組の予定が入っている。
一番早い組だと9時前から挙式だ。
待合室で会社の先輩らと合流。
色々調べていただけに周りの男子の格好が気になったが、カラーシャツもいるしネクタイも色々、チーフしてない人もいるし靴にいたってはストレートチップ履いている人など殆どいなかった。
若い女子の格好は殆どが肩を出したドレスにヒラヒラの布(?)をまとっていた(ような気がする)。
チャペルに案内され牧師と新郎が登場して式のスタート。
テレビで見るそのまんまというかイメージしていた通りというか、本当にこういうことやるんだーという感じ。
バージンロードを歩いて新婦の入場、汝は〜誓いますかのセリフ、パイプオルガンに賛美歌(しかも事前に楽譜を渡されて参列者もご一緒に、と)、両サイドに参列客が並んでのフラワーシャワー。
(敢えて?)一般人も見えるところで拍手と「おめでとー」の嵐。
挙式が終わると披露宴、受付で祝儀を渡す。
これもネットで調べると袱紗で包んで持っていくのが正式、とあったのでそうしたのだが周りを見ると包んでいる人の方が少ないくらい。
それ以前に受付が混雑しているから正式に袱紗から出して…などの手順をやっていると後がつかえる。
受付にいるのも手伝いを頼まれたと思われる同年代の連中だし、そこまで正式にやる必要も無いような気がした。
披露宴会場、会社関係で参列しているので席は新郎新婦の目の前。
新郎新婦が音楽に乗って入場、祝辞からケーキカット、シャンパンで乾杯。
新郎新婦の目の前の席なのは良いが、ケーキカットで「カメラをお持ちの皆様はどうぞ前へ」と大勢の人が前に押し寄せてくるので目の前の席だと邪魔がられる…。
料理はフランス料理と思われ、美味しかったのは勿論次から次へと酒が出てくるのが良い。
シャンパンに始まりビール、シェリー酒、魚には白ワイン、肉には赤ワイン、少なくなるとボーイが勝手に注いでくれるし至れり尽くせりだった。
ケーキカットでのケーキが出され、その他にデザートも充実していた。
二次会は辞退して帰ったが、夕方なのにだいぶ酔っ払っているのは不思議な感覚だった。
その翌週に行われた従姉妹の結婚式・披露宴。
ディズニーランドの近くのホテル、土曜日の舞浜駅はガキが大勢。
ディズニーランドの近くでの挙式は大人気らしく(分からない感覚だ)、先週の結婚式よりも多くの結婚式が予定されていた。
前回と違うのは親戚として参加していること。
親戚控え室なる所で親戚紹介なるイベント(相手方の親戚なんざ全く覚えちゃいねぇ)を経てスタジオで記念撮影。
両家の親戚を合わせても数十人いるわけだから親戚紹介も写真撮影もゴタゴタバタバタ。
まだ式が始まってもいないのに疲れた。
チャペルでの挙式は基本的に先週見たものとスタイルは変わらず。
専属の外国人歌手がAmazing GraceやHONESTYやOH HAPPY DAYSやらを唄って盛り上げていた。
チャペルの階段の上からブーケ投げたり新郎新婦2人で備え付けの鐘鳴らしたり…。
舞台や細かい部分は違っても大筋でやることは変わらない。
式を終え(…終えるってダメなんだっけ)披露宴前に早くも2杯ほどアルコールを注入。
披露宴では両家の祝辞が長く(お互い親族が祝辞だったので祝辞というよりも親戚紹介だった)、ケーキカットを終えて乾杯かと思ったら乾杯の挨拶も長い長い(太平洋戦争の話から始まった…)。
我々参列者はともかく真面目に聞いていないといけない新郎新婦が大変だ。
前回は無かった結婚式定番のてんとう虫のサンバやTSUNAMIのカラオケ。
新郎がやや特殊な職業の人だったのでそれの催し物があったりなんだでワイワイ。
料理がビュッフェ形式だったので酒飲みながらどんどん食って気が付いたらデザートに行くタイミングを逸してしまった。
コースの方がその辺りのメリハリがしっかりしていて良かったかも。
酒と食べ物があると私はひたすら飲んでしまうので…。
どちらの披露宴でも最後は定番の両親への手紙から花束贈呈、でお開き。
最初から最後まで頭の中に漠然と抱いていた「結婚式」のイメージそのままだった。
初体験だった結婚式への参列は典型的な観光地で典型的な観光名所を見た感じ。
新郎の同僚、新婦の親戚と全く異なる立場で参列。
残るは友人としての立場、そして主役?!