GW弾丸ツアー・名古屋篇
2008年5月4日日曜日
折角朝からやっていたので朝風呂から1日が始まる。
前夜に相談したこの日の予定は朝飯兼昼飯として開店と同時にひつまぶし屋に行くことに。
前日に行きそびれた老舗店の開店が11時。
30分も前に行けば大丈夫だろうということで10時から行動を開始して前日と同じ松坂屋デパートへ。
エスカレーターで食堂街のフロアーへ登り嫌な予感。
どうも大勢の人の気配…そして案の定の大行列。
えっ!?前日同様に明らかに100人以上が並んでいる。
オイオイ、まだ開店前ですぜ。
だけど我々も後に引くわけにはいかない。
今回ばかりはひつまぶしを食うという目的で来ているのだ。
列の最後尾に並んだが我々の後ろにも次から次へと開店前にも関わらず人が並ぶ。
早くも店員が出てきて前から順番に何人連れかを聞いて回っている。
開店時間を20分ほど前倒しで店内に客を入れ始めた。
じわじわと列が進み、結局11:30くらいに店内へ。
時間にして1時間も待っていたことになる。
まったく昨日といいゴールデンウィークの名古屋は待たずに飯が食えないのか。
注文するのはもちろん「ひつまぶし」。
2700円は鰻だから仕方ないとはいえ感覚的に高い。
登場したひつまぶしは大き目の櫃に入った鰻丼というイメージ。
手ブレピンボケ
まずは櫃の鰻丼をシャモジで十字を入れて4等分にする。
其の壱、1/4はそのまま食べる
其の弐、1/4は薬味(ネギ、ワサビ、ノリ)を入れて混ぜて食べる
其の参、1/4は上記弐にダシ汁をかけて食べる
其の四、1/4は上記3つからお気に入りの方法で食べる
というものらしい。
其の壱、ふむふむ普通の鰻丼として美味い
其の弐、おー意外とワサビと鰻というのが合うんだなーと感心して美味い
其の参、んーダシ汁かけるとお茶漬けのようにサラサラといけて美味い
其の四、お気に入りで、とはいえ薬味もダシ汁も余ってるから勿体無くて参と同じ食べ方で美味い
という結果になった。
総じて美味かったが2700円という金額と長蛇の列を考えれば1度食えれば充分な気も。
でも鰻とワサビという組み合わせは予想外に合っていて美味しかったのは確か。
これは普通の鰻重でも応用できるんじゃないかと。
ひつまぶしを食べてお腹イッパイ。
もう1つ前日行きそびれた所ということで名古屋城に再挑戦。
この日の名古屋は快晴で気温は30℃になったとかならないとか。
Tシャツ1枚でも歩いていると汗ばむ陽気。
入場料500円で名古屋城へ。
前日は外堀の周りからしか見えなかった天守閣が目の前に。
快晴のゴールデンウィークの昼下がりの名古屋城、混まないはずが無い。
天守閣の中などは人だらけでムッと蒸し暑い。
人が多くてゴチャゴチャしているのが嫌だったので1人で人の少なそうな所へ行きたいと思った。
だけど我々は4人で行動しているのでどうもスタンドプレイも出来ない。
最近は海外の1人旅が多かったせいでどうも団体行動が面倒に感じてしまった。
別に団体行動が嫌だったというわけではなく、当たり前だが1人旅とは違うなというのを実感。
名古屋城内や周囲の公園をある程度ブラブラしてそろそろ帰路につくことに。
実家や職場への土産を購入するために名古屋駅へ行く。
名古屋駅の駅ビルは駅ビルとしては世界一の高さを誇り、ギネスブックにも載っているとか。
駅の土産物屋も凄い人、ういろう買うのも一苦労だ。
切られていないストレートういろう1本なら300円程度で買えるのに、一口ういろうになるとやたら高くなる印象。
実家へはストレートういろうで良いにしても職場で配るには一口ういろうでないと都合が悪い。
うーん、巧く足下見ている感じの商法。
職場の人数分程度に小分けされたういろうを購入したが、ういろうってのはやたらに重い。
車で来ていて良かった。
ひつまぶしが効いているのでそれほど腹は減ってないが、最後に名古屋で何か食べていこう。
軽く食えそうなきしめんか、軽食で喫茶店入ってトーストに餡子をサンドした小倉トーストか。
きしめんだと普通過ぎるから小倉トーストにしておこうということに。
ガイドブックに載っている名物店は現在地からはやや遠い。
小倉トーストってのはそこそこの名古屋名物だからどこかにあるのでは?
ということで駅ビルの地下をウロウロしていたら早速発見。
名古屋最後の食事は喫茶店で小倉トースト。
普通にアンパンのパンが食パンになっただけ。
でも温かい焼きたてのカリカリした食パンなのでアンパンより美味いかも。
チーズ小倉トーストというのもあったからそちらを頼んだ方がネタとしては面白そうだったな。
それなりに名物は食べたけれど名古屋に関して言うとまだまだ食べたりない。
名古屋コーチン、エビフライ、味噌煮込みうどん、きしめん、喫茶店のモーニングetc.
個人的には「食い倒れツアー」なので沢山の種類を食べたいと思っていた。
質より量で片っ端から食べていく、ビールがあれば多少の無理は利きそうな気がした。
しかし団体行動なので誰かが「イヤ、もう食えない」となるとそこで行動が止まってしまう。
この辺も団体行動の面倒な部分。
だけど1人旅だとビールがあっても間が持たなくてそれほどの量を食べることは出来ないだろう。
1人旅と団体旅の難しい微妙な境目か。
帰路で食べるために天むすをお持ち帰りで購入して16:30、帰路出発。
道はスムーズで18:00浜名湖SA、20:00富士川SA。
浜名湖から富士川の間は私も運転。
ずっと何もしないのも悪いんで申し訳程度の運転を無難に。
富士川SAで天むすを食べる。
冷めてパサパサしていて微妙な味…
ついでに晩飯も食べてあとはただ帰るだけ。
そして御殿場を過ぎた辺りから急速に渋滞。
車が度々停止する完全なる渋滞。
疲れた身体には堪える。
結局23:50頃に横浜町田に到着。
往復の時間は往路9時間で復路7時間半と往路の方が時間がかかっている。
だけど復路の方がテンションが下がっているので長く感じた。
しかも家に近づくにつれて渋滞が酷くなるので余計に。
ギリギリで私だけは当日中に帰宅できたが、残りの面々は日付が変わって帰宅。
結局1泊3日の弾丸ツアーとなった。