グアム社員旅行

2006年3月12日 日曜日
前夜の代償が大きすぎた。
年に数回あるかないかの強烈な二日酔い。
全身の倦怠感と吐き気。
胃の中のもの全てに加えて胃液だか胆汁だかの黄色い液体までも吐き出す最悪パターン。
吐くと喉が渇くから水を飲むのだが、少しするとその水も吐き出してしまう。
何度か経験がある最悪二日酔いの対処法はただ1つ、ひたすら耐えて時が過ぎるのを待つのみ。
犯人は確実に前夜のウィスキー、私にとってウィスキーは鬼門だ。
ウィスキーを飲んで無事でいられたことは数えるほどしかない。
チェックアウトは12時前で空港への出発も13時過ぎだったので午前中は時間があった。
同室の後輩は海へ行ったし隣室の先輩は買い物に行った。
しかしその時間私はひたすら二日酔いと戦ってダウンしていた。
グアムでこんな形で誕生日を迎えることになるとは思ってもみなかった。
何も出来ないままグアムでの最終日を終えて空港へ向かうことに。
空港というのはやたら色々と待たされるところであるが、立って待つのも苦痛な状態。
病人の如くベンチでずーっと座り続けていた。
15時頃になりようやく回復の兆し。
恐る恐る水を飲んでしばし待つも戻ってくる様子は無い。
飛行機に乗る前に回復しておいて良かった。
二日酔いの状態のまま密閉された飛行機内の狭いシートなんて考えられん。
回復したと分かると途端に喉が渇き腹が減る。
考えてみれば朝から何か飲んでも吐き、とても物を食べられる状態ではなかった。
空港内の売店でジュースを買ってとりあえずがぶ飲み。
一気に胃に流し込んで危ないかな、と思ったが無事だった。
この日最初の食事は飛行機での機内食。
帰りはさすがにビール有料でも全然構わん、全く飲む気しない…
20時頃に成田空港着。
時計の針は1時間戻るわけだが、あとは帰宅するだけ。
やはり肌寒い日本の3月。
グアムとの気温差は20℃程か。
現実に引き戻される京成線の車内。
現実…翌日は仕事か。

簡単な総評
まず、グアムはアメリカの準州だと言うが殆ど日本の準州だと感じた。
街の中も店の中も圧倒的多数の日本人。
日本語の看板、案内多数。
家族連れ、若夫婦+小さい子供も多数目に付いた。
全く海外らしくない。
日本の外れ、やや穴場で外国人が運営しているリゾート島…といった感じか。
グアム行って「海外旅行した」というのは私の中ではどうも違和感がある。
別にそれが悪いわけではない。
今までに私が経験したことの無かった類の海外だった、というだけ。
久々の海やプールは楽しかったし、ビーチでビールも最高だった。
一人旅で行くような場所では絶対無いことだけは確か。
さて、次に泳ぐのは何年後かな。

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