日々是ネタ也

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中学のクラス会

中学2年の時のクラスでのクラス会に誘われた。
クラス会というと卒業したクラスである3年のクラス会が連想される。
しかしクラス会の幹事が中学2年のときに良い思い出が多かったのか、中学2年でのクラス会というのが頻繁に行なわれる。
私が大学の頃にも1度行なわれたし、仙台にいた頃にも誘いの電話がかかってきていた(勿論参加出来なかったが)。
今回は暇な日だったし、当時の担任の先生も来ると言うので参加することにした。
待ち合わせは街ではそこそこ有名な待ち合わせ場所。
土曜の夜だけあって人が大勢いた。
しかしその中でも同級生を探すのに苦労はしなかったし、相手もすぐに私を判ってくれた。
先生には「大きくなったねー」と言われる。
中2の頃から10年も経てばそりゃ大きくもなるわ…って思いながらもう中2から10年経っているのかと改めてその時の流れに驚いた。
同級生がオーナーをしているバーがクラス会会場。
店の真ん中にグランドピアノがあり、クラス会で盛り上るのには場違いな店だった。
前回私がクラス会に参加したのは大学生の時。
その頃は同級生でも大学生が沢山いたが、今回は圧倒的に社会人が多い。
前述のバーのオーナー、サラリーマン、都庁勤めの公務員、大工、フリーター、大学院生。
結婚しているのは勿論、親父になっている者もいたし、既に子供を二人産んでいる者も。
皆がそれぞれ現在の顔を持っている。
酒も回ってくる頃、遅れて誰かが登場する度に大騒ぎして同級生のオーナーに「もうチョット静かに…」と何度言われたことか。
1次会だけでは当然満足せずに2次会は騒いでも大丈夫な居酒屋へ。
コッチの方が落ちつくな。
私の前職の東京のチェーン店でアルバイトしていた者がいたり、よくプロレスの話で盛り上った友人が総合格闘技を始めて見違えるほど身体がでかくなっていたり、兄弟・姉妹同士が結婚して義兄弟になってしまった2人など。
10年も経つとそれぞれ色々なことがある。
しかしそのクラス会場では、皆あの頃のままだった。
外見や立場が変わっていても、先生と同級生に囲まれて喋っていると、「何だよ、全然変わってねーな」と笑いながら話せる。
不思議なのは当時は特に仲の良くなかった同級生とも話しが弾んだということ。
1年間同じクラスにいたというだけで10年経った現在でもこうして会って話して楽しめるというのは素晴らしいことだ。
もっとも中学2年ではまだ完全に自分というものが確立されていなかったはずだから、その時にあまり喋らなくてもそれは仲が悪かったというわけではないのだろう。
まだお互いに友人を選ぶ基準を持っていなかったというか、クラスメイト皆友人みたいな平和な時期というのもあっただろう。
勿論そう思えるのは良いクラスにいたからだろうけど。
時間が経てば経つほど熟成されて(何が?)もっと楽しくなっていくかな。
だとしたら次回が楽しみだ。
まぁあまり期間が短いのと頻繁にやるのはどうかと思うけれど…。

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