一寸記
2010年4月29日 木曜日
ニューヨーク旅記をようやく書き上げた。
帰国してからすぐ着手できれば良いのだが、なかなか巧くいかず。
3月は飲み会も多かったので一気に書き進める土日に二日酔いでやる気が出ないということも多かった。
それでも記憶の鮮度が落ちないうちにどうにか書いた。
先日、村上春樹が書いた旅行記を読んだ。
そこで旅行記の書き方として、旅を終えてすぐに書かずに敢えて時間を置いて書くということを挙げていた。
時間を置くことにより客観的に振り返ることが出来、旅行中は見えなかったものを感じられるようになるらしい。
なるほどそういう考え方もあるかと思いつつも、早く書かないと細部を忘れそうで怖い。
世界的作家と趣味的凡人との違いはこういう部分か。
2010年4月26日 月曜日
先日、新宿へ行ったのに続いて今回は仕事で渋谷へ。
新宿も大都会だったが、渋谷も負けず劣らずの大都会。
NYのタイムズスクエアは世界一有名な交差点とも称される。
一方で渋谷のスクランブル交差点も世界一有名な交差点と称されていることもあるらしい。
ネオンの派手さはタイムズスクエアだろうが、人と車の交通量は渋谷だろう。
都会度に関しては甲乙つけがたい気がする。
でも先日の新宿といい、今回の渋谷といい両方抱えている東京は大したもの。
それだけでなく銀座や六本木、上野、浅草、お台場など他にも見所イッパイ。
近くにいるとあまり実感しないが、東京は世界的に見てもかなりの大都会・観光地と呼べるだろう。
なお、「世界一有名な交差点」をネットで調べたらNY・渋谷の他にロンドンのアビーロードも出てきた。
なるほど言われてみれば知名度ではこちらが一番かもしれない。
ロンドン・NY・渋谷で世界3大交差点と命名しても良さそうだ。
(ロンドンは少し毛色が違う気もするが)
2010年4月18日 日曜日
前夜は新宿で飲んでいたわけだが、週末の新宿ともなると凄い人。
靖国通りと歌舞伎町の辺りは人の洪水。
ニューヨークのタイムズスクエアよりも混雑していた。
乱立するビルの明るさや客引きも交えた賑わいも含めてやっぱり新宿は大都会だなと改めて思った。
2010年4月17日 土曜日
大学時代の友人が近く結婚するというので6年半ぶりくらいに飲んだ。
新宿で会って1軒目は普通に居酒屋。
卒業して10年目だなーなんて話をしながら近況報告と昔話。
2軒目は全品300円の激安居酒屋へ行ったがどこかの大学の新歓コンパをやっていて物凄くうるさい。
ドカーン!という感じの騒音でとても話が出来る状況じゃない。
昔なら負けじと声を張り上げて喋ったのだろうがお互いミソジ越えでそんな元気も無く。
たまらずに1杯だけで店を出る。
気を取り直して3軒目はふと思い出した昔からずっと行きたかったバーへ。
村上春樹のベストセラー小説「ノルウェイの森」に出てくるバーが新宿にある。
主人公と彼女がそこでウォッカトニックを飲むシーンがあって、いつか行ってみたかった。
靖国通り沿いの地下にある狭いバーでシックな雰囲気。
メニューを眺めるとそのドリンクの殆どが1,000円越え。
ノルウェイの森の主人公(大学生)の身分でそう気軽に来られる場所じゃないような。
小説さながらにウォッカトニックを飲む。
値段も高かったので1杯だけで退散。
ドリンク1杯チャージ付きで1人1,000円越える値段。
その場所でウォッカトニックを飲んだというだけでまぁ充分。
底辺居酒屋から洒落たバーという両極端な2,3軒目を経て、最後は安からず高からずの中級居酒屋へ。
酔った勢いで大学卒業以来会っていない当時の友人に電話をかけてみた。
10年前の番号だったが繋がって懐かしい声を聞けた。
話すと結婚して子供も出来て夏には2人目が生まれるとか。
10年も経つと色々変わるわ。
意外に近くに住んでいることが分かったので近いうちに飲もうということに。
17時過ぎから23時頃まで飲み通し、懐かしさに浸った一夜だった。