一寸記

2006年12月31日 日曜日
大晦日恒例の格闘技番組をビデオに録るために古いビデオを整理。
するといつかビデオに録ったまま忘れていた映画「ハウルの動く城」が出てきた。
折角の機会なので眺めるように見る。
結構な話題作だったはずだがいまいちよく分からないストーリー。
以下、ネタバレあり。
ハウルが何やってんのか分からない
魔女は何がしたかったのか分からない
何でソフィーが婆さんにされたのか分からない
いつのまにソフィーがハウルに恋をしたのか分からない
最後にアッサリと戦争が終わるのが都合良すぎ
ついでに敢えてキムタクを声優で使った意図が分からない
恐らく原作は色々あったのだろうが、映画は短時間に色々詰め込みすぎな気がする。
つまらなくは無かったが面白くもなかった。
ダラダラ眺める年末にちょうど良かったくらいか。

2006年12月28日 木曜日
年内最終出勤日。
あんまり張り切っても年明けに忘れてたら意味無いんで、と適度に力を抜いて仕事。
仕事終わりに同僚を適当に誘って飲みに…と思ったら10人以上も参加する立派な飲み会に。
これで11月の後半から毎週2回以上は何らしら飲みに行ったことになる。
1ヶ月にわたって毎週2回以上ってのは初めてだったかも。
平均すると2,3日で1回は飲みに行っている計算。

2006年12月20日 水曜日
有給休暇を取って年末の渋谷へ。
騙し絵で知られる版画家のエッシャー展が開催されているBunkamuraミュージアムへ。
以前から興味があって行くなら平日の方が良いと思った。
開館の10:00とほぼ同時に行ったのだが、館内には普通に混んでいると言えそうな人入り。
面白いもので順路の入口付近の作品は混雑しているのに後ろに行くにつれて空いてくる。
皆最初は気合入れてゆっくりじっくり見ているのに、後半はだれてくるようだ。
エッシャーの代表作は全てあったような気がする。
あぁいう作品を絵ではなく版画で作ろうというのはやはりどこか変わった人だったのかな、と思う。
結局2時間以上も展覧会で時間を過ごす。
面白かったが立ちっ放しでかなり疲れた。
昼食後に場所を新宿に移してビアホールでビール飲んでマッタリ。
年内で職場を去る同僚のために皆からカンパしたお金でネクタイを買うことになっていた。
ファッション関係には全く疎い私なので、アドバイザーとして同じ日が休みだった同僚を誘う。
ネクタイ売り場は時期的に若い女性の姿が目立つ。
そんななかで男2人がネクタイを吟味してプレゼント用のラッピングをお願いする。
周りからはどう映ってるんだか…。

2006年12月17日 日曜日
街をブラブラしていたら金券屋で年賀状を見つけた。
10枚490円、まさか年賀状が金券屋で売っているとは思わなかった。
1枚1円とはいえ安くなるのは良い、迷わず10枚購入。
でも買ってから気がついた、10枚も出す相手いなかった…

2006年12月13日 水曜日
仕事で渋谷へ、帰り際に「チョット行きますか」と飲みに。
行く店も決めていなかったので最初に声をかけてきた居酒屋の客引きの店へ。
水曜日とはいえ年末、ほぼ満席でかなり混雑している店内。
カウンター席に通されて座ると同時に「生2つ」と注文。
カウンターの目の前が厨房で忙しい時間帯なのだろう、実にバタバタしている。
店員が料理を持って行ったり来たりするので落ち着かない。
おまけに目の前で店員が他の店員に注文の不手際で怒ってるし。
そういうのは客の見えるところでやるなよ…。
居心地悪いなー、店失敗したなーと思いつつ数分経過。
店員がやってきて「お飲み物のご注文は?」「もう頼んでるんですけど」
それから更に数分経過、ビール持ってくるのにこんな時間がかかるとは。
お通しも出てきていない、店の物はお絞り代わりの手拭ウエットティッシュしか使ってない。
一緒に行った人と顔を見合わせ「出ますか?」「出ましょう」
黙って席を立ち、まっすぐに出口を目指す。
店を出る直前にビールを持った店員とすれ違った、我々のか?
店員が後ろで何かを言ったような気がしたかが完全無視。
追っかけてきたら一言言ってやろうかと思ったがそれも無し。
最初のビールを出すのに5分以上もかかるような店に用はねぇ。
そもそも客を捌けないなら客引きなんかするなよ。
厨房を見ていた限りあれじゃ料理を頼んでも来るまでに夜が明けてしまいそうだった。

2006年12月10日 日曜日
某TV番組で「にわかスポーツファンの急増」を取り上げていた。
トリノ五輪でのカーリングやサッカー日本代表など。
基本的には「にわかファンにもの申す」みたいな番組の作りだった。
人気のある時だけ持ち上げて、ブームが去ると一気に引いていく。
競技の本質を応援せずに、顔のイイ選手だけを応援する、など。
でもそのにわかファンを作り出している最たるものは他ならぬTVだと思うのだが。

2006年12月6日 水曜日
深夜にアジア大会のサッカーを見る。
21歳以下(U21)の試合ながら北朝鮮に1-2で負けて予選敗退。
失点はいずれもフリーキックを直接決められたもの。
決定的なピンチは殆ど無かったのに無駄なパスミスやファールが多すぎる。
これは決定力不足と並んで日本代表の仕様なのか…。
敗退して唯一良かったのはこれ以上睡眠時間を削ってイライラさせられなくて済むことくらいだ。

2006年12月2日 土曜日
友人に誘われて今シーズン最終節のJリーグ観戦。
いくつかの試合がある中で選んだのはJ2の横浜FCvs愛媛FC。
そういえば今年の5月に招待券を貰って横浜FCの試合を観に行った。
まさか年に2度もJ2の試合を観に行くことになるとは思わなかった。
横浜FCのJ1昇格とJ2優勝が決まったうえで臨むホーム最終戦。
元日本代表FWの城彰二の引退試合でもある。
全てが決まっているホーム最終戦なので、三ツ沢競技場スタジアムは平和な雰囲気。
入口で風船が配られて「選手の入場と同時に風船を飛ばしましょう。」と。
さらに席に着くと紙テープが配られて「試合終了の笛と同時にピッチに投げ入れましょう」と。
ホーム最終戦かつ城の引退でスタジアムはほぼ満席。
そして選手の入場、と同時に風船が空へ飛んでいく。
1万人以上入っているスタジアムから一斉に風船が空に飛んでいく様は大したもの。
ただ観客の殆どは飛んでいく風船を見ていて選手入場を見ていなかったような…。
試合は城・カズの2TOPで始まり、フランスW杯代表の山口や小村もスタメン。
10年前なら物凄いメンバーだ。
試合は城のアシストもあり2-0で横浜FCが快勝。
試合終了のホイッスルと同時に紙テープが大量に投げ入れられる。
私は前の方の席にいたので何度か後頭部に紙テープがぶつかり思ったより痛い。
最終戦だったのでJ2優勝セレモニーや監督の挨拶などなかなか終わらない。
最後に選手がスタジアムを一周してファンに挨拶。
城は最後に単独で家族と一緒にスタジアムを一周。
ファンも城もなんか幸せそうだなー、という印象。
特に好きでも嫌いでもない選手だったが、最後に見てファンになりそうだった。

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