一寸記

2004年10月31日 日曜日
民事再生法適用で事実上倒産した私の元アルバイト先。
そこで私が働いていた以前から社員でお世話になっていた人が退職するという。
その送別会に呼ばれた。
未だに3年以上前に辞めたバイトの公式(?)飲み会に呼ばれるのはとりあえず嬉しいことかな。
店の営業があるので日曜の遅い時間スタートの飲み会。
さすがに2次会は翌日の仕事に備えてキャンセル。
ここら辺がもう私はバイトじゃない…ってところだろうな。

2004年10月30日 土曜日
高校時代の友人から連絡があり、急遽サッカーを観に行った。
味の素スタジアムで東京V-ジュビロ磐田戦。
小雨が降る中だったので寒い。
それでも1万人くらいのお客は入っていたんだから物好きが多いと言うかなんというか。
2-1で終わった試合の全ゴールは私がいた席と反対側のゴールで起こった。
16歳森本がゴールを決めたけど全然見えねぇ…
まぁこういう日もあるさ。

2004年10月23日 土曜日
新潟で大きな地震。
なんか今年は記録的猛暑やら台風やら地震やらで日本列島はどうしたんだ?
オリンピックでのメダル数。
イチローの大リーグ安打新記録。
連続真夏日の最高記録。
上陸した台風の数と死者の数。
そして地震…
実に記録ずくめの1年になっているな。

2004年10月13日 水曜日
サッカーW杯アジア1次予選の日本-オマーン。
負ければ予選突破は絶望的と見られたこの試合。
前半0-0から後半1-0の辛勝。
早い時間に2点目入っていれば酒も進んだのだが、ハラハラして1本しか飲めず。
終わってみれば1次予選2試合とアジアカップで共にオマーンを無失点に抑えた。
しかしその殆どが相手が勝手に枠を外してくれていただけのような…

2004年10月5日 火曜日
生まれて初めての経験、金縛りにあった。
布団の中で眠りかけた頃に胸が重くなった。
ウチの猫が乗ってきたのかと思って軽く目を開けてもそこに猫はいない。
今は視界に入っていない部分に何かがいそうな気がしてしっかり目を開けるのが恐かった。
手も動かそうとしたが筋肉が固まってしまったようで動かない。
声も出してみたが声帯が震えていない、声も出ない。
そんな状況下でもどこか冷静に考えている自分もいた。
"あぁコレは眠りかけた頃だから夢と現実の間にいるのだろう"、と
脳と身体が一致していないと感じた。
夢の中の脳が現実の身体に指令を送っている。
もしくは現実の脳が指令を送っているが自分が今感じているこの身体は夢のものだ。
そんなことを考えていた。
完全に目を醒ませばこの金縛りは収まる。
そう意識して目を醒ましたら何事もなく起きることが出来て、足元に猫が寝ていた。
それにしても不思議な体験だった。
自分の身体なのに動かすことが出来ない。
胸が重かったが苦しかったわけでもない。
トリップするというのはあぁいう感覚のことを言うのだろうか。

2004年10月1日 金曜日
珍しいから、と父が買ってきたドリアンを初めて食った。
フルーツの王様と称さながらすさまじい悪臭を放つドリアン。
腐ったような臭いを放ち、身がドロッとしている。
少しだけ皿に取ってもらい、いざ食する。
口に入れるとその悪臭が口から鼻につきぬけてムッとなる。
熟れすぎた果実を食っている感じで甘味は確かにある、しかし鼻に抜ける臭いが凄い。
マズイ!というものでもないが、少なくとも私はもう食べることは無いだろう。
以前ドリアンを食った友人から体験談を聞かされたことがある。
ドリアンを食ったら1日中ゲップがドリアンの味だった、と。
その言葉に偽り無し。
さらに翌朝の大便までドリアン臭かった。
恐るべし、ドリアン。

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