日々是ネタ也

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ビール工場見学

友人の企画で某ビール会社の工場へ見学に行くことになった。
費用は一切無料で最寄駅からは送迎バスまで出ているという。
平日の昼間ということもあって、送迎バスはガラガラ。
私と友人の3人と、もう1つのグループがあるだけだった。
送迎バスに揺られること5分ほどでビール工場に到着。
受付ロビーには過去に販売されたビールの紹介やCMなどが流されていた。
14時30分から見学ツアーの開始。
まさに観光地のツアーそのものといった感じで、若い女性のガイドさんがスピーカーを持って工場内を案内する。
送迎バスに乗っている人は少なかったのだが、実際のツアーの参加者は全部で20人弱。
我々のように若い(?)グループが2組6名、それ以外は全ていわゆる熟年世代。
定年そこそこといった感じのおじ(ぃ)さん、おば(ぁ)さん。
始めにスクリーンで麦のビデオを見させられてから工場見学開始。
ビールの主原料である麦とホップの説明を受け、仕込釜や貯蔵タンク、ろ過装置、ベルトコンベヤーでの缶詰作業などを見学。
ガイドさんが丁寧に色々説明してくれる。
なんだか社会科見学のようだ。
一通りの行程を見終え15時10分、見学はおよそ40分間で終了。
その後がお待ちかねの試飲タイム。
数人の若い女性が生ビールを注いでくれ、皆それぞれに入れたての生ビールを貰う。
部屋の中には大きなテーブルがいくつか並んでいて、その上にはご丁寧におつまみまで置いてある。
しかもビールはおかわり自由。
ガイドさん曰く「ツアーは15時30分に終了なのでそれまではご自由におかわりして頂いて構いません。」とのことだ。
コップを持っていくと新たにビールを注いでくれる。
ビールと発泡酒、そしてソフトドリンクもあった。
実質およそ15分ほどの間にがんばって(?)4,5杯飲んだ。
飲んでいる間にもガイドさんがビールに関する様々な質問を受けたり、ビールの美味しい注ぎ方などを教えてくれた。
すっかり気分が良くなってビール工場見学終了。
帰りもバスが駅まで送ってくれる。
とりあえず4,5杯飲んだから電車代の元は充分に取れたな。
それにしても無料であそこまでやって…。
企業イメージを良くするためのPR、どうも判らない。
無料で送迎バスにビール飲み放題、おつまみ付き、まさに至れり尽せりだった。
そこまでやるもんなのかなー。

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