日々是ネタ也

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銀行にて

私が現在メインで利用している銀行では預貯金が○十万円以上あるとATM時間外手数料無料等のサービスを行なっていた。
ただ、それには申し込みが必要だったので、○十万円を持って銀行へ行った。
「この○十万円を定期にして、ATM手数料が無料になるっていうサービスの申し込みもしたいんですけど…。」。
すると窓口のお姉さん、そのサービスの申し込みには銀行の届出印が必要になると言う。
通帳は持ってきていたが、届出印までは持ってきていない。
すると窓口のお姉さんが「少々お待ち頂けますか。」とパソコンを叩き始めた。
私の持ってきた通帳番号などを入力して、登録されている情報を見ているのだろう。
そして
「お客様はナントカのサービスに登録されております。
このナントカのサービスは電話やインターネット、携帯電話などで残高照会や定期預金の作成などが出来るようになっております。
その際にATM手数料等が無料になるサービスへの登録も行なえますので、そちらをご利用なさっては如何ですか?
電話はフリーダイヤルですし、インターネットからでも登録できますし。」
「あ、そうなんですか?
それを使えば別に印鑑がなくても良いんですか?(電話やインターネットなのだから当たり前だが…)」
「ハイ、暗証番号を入力すれば良いようになっております。」
「はぁ、するとココのフリーダイヤルに電話するか、ネットで出来ちゃうわけですね。」
「ハイ、そちらをご利用下さい。」
窓口を後にしてすぐにフリーダイヤルに電話をして、それら諸々の手続きを済ませた。数分で終了した。
窓口のお姉さんの対応が良かったので何も言わなかったが、どうも腑に落ちない。
こっちは窓口まで行って諸々の申し込みをしたかったのだが、印鑑がないからそれらが出来ないという。
だが、フリーダイヤルに電話すれば印鑑がなくてもそれらの手続きが出来ますよ、と窓口で教えられる。
それで私はフリーダイヤルに電話をして諸々の手続きを済ます。
なんか変な話だ、だったら最初っから窓口でイイじゃん。
まぁ銀行の立場もわかる。
窓口の人員削減、混雑緩和の為に窓口ではなく、機械などを利用して欲しいのだろう。
振込や両替も窓口よりもATMの方が手数料が安いのもそのためだろう。
だから今回のケースでもフリーダイヤルやインターネットの利用を勧めたのだろう。
それは分かるけれど、朝早い時間だったから銀行内はガラガラだったし、その辺の融通利かしてくれても良かったような気がする。
結局私は2度手間になっているわけだし、真に顧客の事を考えるのならあの対応は如何なものだろうか。

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