大使館ツアー
2018年4月29日
初の海外1人旅から今年で20年。
何か節目となることをしたいなと思っていた。
そこで思いついたのが大使館ツアー。
これまでに行った国の大使館を全て巡る、一人旅20周年特別企画。
まえがき
昨年、ウズベキスタンへ行くためのビザを取得しに大使館に出向いた。
意外にも普通の住宅街にあって特別感が無かった。
大使館なのでもっとドーンと派手にあるものだと思っていた。
偶然にも徒歩30秒ほどの所にあったスリランカ大使館も小さめのマンションという感じで大使館感(?)は殆ど無い。
そこで他の国の大使館もどんなものか見てみたいなと思った。
ならばその大使館巡りを20周年の節目のイベントにできないだろうか。
何の意味も無いっちゃ無いが、これぞまさに私の旅のバイブルとも言える「深夜特急」で著者が旅を始めた動機…
「まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ。」
…に通じるのではないか。
そして私が行った国を私が巡るという、私にしかできない旅でもある。
ネットで各国の大使館の場所を調べる。
当然と言うべきか全てが東京都内、これは1日で回ることが出来るかもしれない。
Googleマップで全ての場所を地点登録。
どう回るのが効率が良いか考えようとしたが途中でやめた。
現地に行って歩くことによって自分の感覚でルートを決めようと思った。
それこそが本来の私の旅だったはず。
そして何より場所は日本、何かあってもすぐに対応が可能。
唯一事前に決めたのは最初に行く国。
今回の旅はアメリカをスタートにしたかった。
効率を考えるとアメリカ以外を最初にした方が良かった。
ただこればかりは譲れない。
世界一の超大国であることは勿論だが、私の海外の原点でもある国。
アメリカからスタート、後は臨機応変。
ゴールデンウィークの好天の1日、パスポートも予約も必要のない世界旅行に出発。
在住経験も旅行経験もあるが一人旅の経験がない稀有な国。
私の海外がココから始まったように、大使館ツアーはココから始まる。
最寄り駅の溜池山王の14番出口を出るといきなり目に付く警察官。
朝の9時前で通りを歩いている人は殆どいないので警察官ばかりが目立つ。
どれが大使館かなと思ってキョロキョロしていると警察官から「どこに御用ですか?」と話しかけられる。
高圧的な感じは全く無かったが、親切心からではなく警戒心から話しかけられた雰囲気。
「アメリカ大使館を見に来たんですけど」…と言うと「大使館はこれですが今日はお休みなので外から見る形になります」と。
すぐ目の前にあったのが大使館だった。
さすがのスケールだが大使館というよりも立派なオフィスビルといった感じ。
「写真はダメですか?」と聞くと「ダメです」と即答。
大使館を囲むフェンスにも撮影禁止を示す案内板がある。
そういえばラオスのビエンチャンを歩いていて偶然アメリカ大使館を見つけた時も写真を撮ろうと思ったらNGだった。
恐らく防犯上の理由なのだろうが、海外ならともかく日本で写真を撮って何の罪に問われるのだろうか。
Googleマップのストリートビューにはバッチリ写っていたし、撮影禁止にする明確な法律のようなものはあるのだろうか。
とはいえ今後も旅を無事に遂行するために初回から下手なトラブルは避けたい。
気を取り直して次へ。
住所:東京都港区赤坂1丁目10-5
最寄り駅:溜池山王
アメリカから徒歩10分。
地図を見たら歩けそうな距離だった。
ホテルオークラを横目に歩いていたら「あ、コレ?」という感じで登場。
アメリカの超厳重な警戒網に比べると拍子抜けするくらい誰もいない。
ただ門が閉ざされていて大使館の建物などは見えず。
それでもこの旅で初めての成果。
スペインの思い出はなんといってもクラシコ観戦。
リスボンから夜行列車でマドリードに着いたその日に観光に行ったスタジアム(サンチャゴベルナベウ)でクラシコ開催日ということを知って当日券が買えて生観戦。
私の旅史上最大最高のハプニング。
料理も美味しく物価も高くなく(1ユーロが約100円の頃だったのも良かった)、総合的に良い国だった。
住所:東京都港区六本木1丁目3-29
最寄り駅:六本木一丁目
スペインから徒歩10分。
ちょうどアメリカからスペインまでと同じくらいの距離。
東京タワーがすぐそこに見える立地。
ここもスペインと同じで警備は誰もいなかったが大使館の建物などは見えず。
欧州周遊旅で訪れたオランダは探している場所が見つからなかった国のイメージ。
ハイネケンビール工場を探して歩いたら冬季休業中でアンネの隠れ家を探して歩いたら隠れ家だけに見つからなかった。
住所:東京都港区芝公園3丁目6-3
最寄り駅:神谷町
オランダから徒歩10分。
歩いている途中で明らかに警察官が目に付き、大使館に通じる大きな車道はいつでも封鎖できるようにするためかフェンスが設けられていて警察官が目を光らせている。
茶色いレンガ建てのような巨大なビルがあったのでそれが大使館かと思ったが違った(後で調べるとノアビルという建物だとか)。
大使館周辺も警察だらけでアメリカに次ぐ規模の警備網。
これまで見た国の中では最も「大使館感」はあったが、写真はNGとのこと。
大国になると警備も厳しくなるようだ。
文字通り世界一の大国。
ビザ取得のためにはホテルなどの滞在証が必要だったりでその辺りの面倒臭さが旧社会主義国を感じさせた。
住所:東京都港区麻布台2丁目1-1
最寄り駅:神谷町
ロシアから徒歩15分。
初めてこれといった特徴のない普通の建物、といった印象。
シンガポールは最多の4回来訪しているが、宿泊を伴う滞在は1回だけ。
それ以外は全部飛行機の経由だが、数時間の経由時間でも街に出てブラブラできるくらいの規模の狭さと交通網の発展。
海外旅行初心者御用達の国。
住所:東京都港区六本木5丁目12-3
最寄り駅:麻布十番
シンガポールから徒歩5分。
初めて敷地に塀が無く、直接道路に面している大使館。
こちらも特徴のない建物。
オーストリアは欧州周遊旅で国境列車に乗り間違えたりなんだで苦労して辿り着いた国。
シュテファン寺院やオペラ座など主要な場所はとりあえず行った。
クラシック音楽が好きだったらたまらない国だったはずだが、特に印象が無くて申し訳ない。
住所:東京都港区元麻布1丁目1-20
最寄り駅:麻布十番
オーストリアから徒歩10分。
ロシアの時と同様、向かう道の途中で警察官が目立ち始めたので大使館が近いなと分かる。
正面は勿論周囲の道までしっかりと警察官がいて、アメリカとロシアに次ぐ規模でとても写真撮影ができる雰囲気ではない。
敷地は広いようで門や塀の外から建物は確認できず。
初めての海外一人旅は香港、初めて友人と訪れた海外は北京。
中国は本土も香港もマカオも含めた回数を全部トータルすると最多の来訪国。
但し、本土を訪れたのは1回だけ。
住所:東京都港区元麻布3丁目4-33
最寄り駅:六本木
中国から徒歩3分。
国の規模を考えると失礼ながら意外にも立派な建物と好立地。
村上春樹の紀行文「ラオスにいったい何があるというんですか?」を読んで行くことを決めた国。
本文中に村上春樹が立ち寄ったとみられる寺院を発見した時は嬉しかった。
住所:東京都港区西麻布3丁目3-22
最寄り駅:六本木
ラオスから徒歩30秒。
オーストリアと同じように塀が無くて路面沿いの大使館。
同じ通りにルーマニア大使館もあり、すぐ近くにはウクライナ大使館もあるという大使館集中スポット。
前年にスリランカのシギリヤに行ったので翌年はアナグラムでギリシヤ。
経済危機によるユーロ離脱騒動直後で不安だったが行ってみたら全く問題無かった。
住所:東京都港区西麻布3丁目16-30
最寄り駅:六本木
ここまでは近距離を歩けるルートだったが、次にどこへ行くか迷った。
南へ行くか西へ行くか、どちらへ行ってもそれなりに距離がありそう。
少し迷った末に西を目指す。
ギリシャから徒歩20分。
これまでの最長徒歩で意外に距離があった。
門や塀などは無かったがかなり立派な建物。
欧州周遊旅で特に目的も無く寄ったが大穴的に良かった国。
ビール美味しいし物価も西側ほど高くないし、街並みは綺麗で落ち着いた印象。
プラハの老舗ビアホールで飲んだ名物の黒ビールはもう1度飲みたい。
あれで黒ビールの美味しさを知った。
住所:東京都渋谷区広尾2丁目16-14
最寄り駅:広尾
チェコから徒歩5分。
こちらも門や塀は無かったが立派な建物。
海外旅行を趣味と呼べるようになってからずーっと行きたかったマチュピチュ。
歴代最高レベルの旅費と移動時間と高山病を引き換えにしても行った価値はあったと思う。
住所:東京都渋谷区広尾2丁目3-1
最寄り駅:恵比寿
ここまでの徒歩で疲れがたまってきたので恵比寿まで歩き、そこから地下鉄で1駅ながら広尾へ。
ペルー大使館から恵比寿駅までと広尾駅までの距離はそう変わらなかったが、地下鉄を使うことで小休止をしたかった。
ペルーから地下鉄と徒歩で30分。
途中にあったニュー山王ホテルの警備が重厚だったので最初は大使館かと思った。
後で調べたらニュー山王ホテルというのは米軍管轄の施設らしい。
いわば大使館と同等レベル、警備が重厚なのも当然か。
その目と鼻の先にあるフランス大使館。
フランスだけになんかオシャレな感じの入口。
欧州周遊旅の序盤で訪れたのでパリを駆け足観光。
凱旋門もエッフェル塔もノートルダム寺院も外観だけで済ませたがルーブル美術館でモナリザはしっかり見た。
住所:東京都港区南麻布4丁目11-44
最寄り駅:広尾
フランスから徒歩3分。
番外編としてEUの大使館的な扱いだという場所へ。
チョットお洒落なマンションという感じ。
EUには今後ともお世話になるだろう、なりたい。
住所:東京都港区南麻布4丁目6番28号
最寄り駅:広尾
EUから徒歩3分。
フランスとドイツの間にEU大使館があるあたり、欧州の力関係が表れているのか。
米露中の大使館は厳重な警備だったが、仏欧独はいずれも警察ゼロ。
この違いは何だろう。
欧州周遊旅で訪れたがベルリンしか行けず、壁跡は見られたもののブランデンブルク門は工事中だった。
オクトーバーフェストはいつか行きたいな。
住所:東京都港区南麻布4丁目5-10
最寄り駅:広尾
ドイツから徒歩10分。
ここも途中から警察の姿が目に付いて分かった。
国の規模を考えると米露中には及ばないと思うが、やはり隣国だから色々と気を遣うのか。
韓国は経由で寄ったのも含めると3回来訪しているが、一人旅で訪れたのは経由の1回だけという珍しい国。
昨年行った時の空港の利便性や街中の日本語の浸透具合で一気に好感触。
住所:東京都港区南麻布1丁目2-5
最寄り駅:麻布十番
韓国から徒歩15分。
欧州主要国からは少し離れた場所。
フランスのように洒落た感じはなく、レトロな印象。
中の建物はイマイチよく分からず。
すぐ近くに慶應義塾大学がある。
欧州周遊旅のラストがイタリアのローマだった。
中田英寿がローマに在籍していた頃だったから街中で「ナカタ」と声をかけられた。
パリ以上に日本人観光客だらけだった印象。
住所:東京都港区三田2丁目5-4
最寄り駅:赤羽橋
イタリアから徒歩25分。
これまでの最長徒歩。
電車で適当なルートが無かったので歩いた。
昨年のウズベキスタンビザ取得の際に偶然見つけていた場所。
マチュピチュの次はアジアのマチュピチュと称されることもあるというシギリヤロックへ行きたくて訪れた国。
旧名がセイロン島で紅茶が有名なのはもちろんだが、文化三角地帯とかアーユルヴェーダとかで最近注目度が上がってきているとか?
住所:東京都港区高輪2丁目1-54
最寄り駅:泉岳寺
スリランカから徒歩30秒。
ココに来ることが無かったら今回の大使館旅も無かったかもしれない。
しかしウズベキスタンとスリランカの国の繋がりなんて殆ど無さそうな気がするのに大使館が目と鼻の先とは。
2018年からビザなしで観光できるようになったらしいのでココに来る人も減るんだろうな。
街での警察の多さや闇両替など、ロシア以上に旧社会主義国家っぽさを感じた気はするが、それも次第になくなっていくのだろうか。
住所:東京都港区高輪2丁目1-52
最寄り駅:泉岳寺
ウズベキスタンから徒歩20分。
日本は中国と国交を結んだため、台湾とは国交が無いらしい。
国交が無いので大使館ではないが、台北駐日経済文化代表処という事実上の大使館だとか。
国交を結んでいる中国より、結んでいない台湾の方が親日イメージが強いというのもなんだか皮肉な結果。
住所:東京都港区白金台5-20-2
最寄り駅:白金台
台湾から徒歩10分。
大使館のすぐ隣に大使公邸があってそっちの方が大使館っぽい外観だった。
タイは熱気・活気・雑然・混沌など「ザ・東南アジア」と呼べる国。
韓国、台湾、シンガポールほど初心者向けでは無いが、初心者でも問題無いレベルの適度な刺激がある。
海外旅行好きの登竜門のような国だと思う。
住所:東京都品川区上大崎3丁目14-6
最寄り駅:目黒
タイから徒歩3分。
こちらは普通にオフィスビルやマンションのような佇まい。
世界3大仏教遺跡の1つボロブドゥール遺跡へ行きたくて訪れた。
赤道を跨ぐように様々な島が点在する群島国家で私が初めて訪れた南半球の国。
インドネシアというと「?」と思う人がいるかもしれないが、バリ島はインドネシア。
帰りの飛行機はバリ島帰りのリア充でいっぱいだった。
住所:東京都品川区東五反田5丁目2-9
最寄り駅:五反田
ここから次はどこへ行くにも遠そうだったが、最寄り駅も微妙な場所だったのでやはり歩く。
インドネシアから徒歩25分。
閑静な住宅街の中にある印象だったが、周囲には自衛隊駐屯地なんかもあった。
負の世界遺産として名高いアウシュビッツを見たくて訪れた国。
欧州周遊旅で唯一首都に滞在しなかった国でもある。
首都はワルシャワだが、アウシュビッツに近かったのは世界遺産となっている古都クラクフだった。
今年のW杯はお手柔らかにお願いしたい。
住所:東京都目黒区三田2丁目13-5
最寄り駅:目黒
ポーランドから徒歩25分。
インドネシア→ポーランド→ネパールのルートが最も遠かった。
どれも駅から中途半端な位置だったので電車も使い辛かった。
前年がインドだったのでもう少し落ち着いたマイナーな所へ行きたいと思って訪れた国。
私の旅歴でも上位を争う発展途上度だったが、大使館もまさかの民家風。
逆の意味で最もインパクトを受けた大使館。
住所:東京都目黒区下目黒6丁目20-28
最寄り駅:武蔵小山
ここまでの徒歩疲れと、どの駅までもそれなりに距離があったため、初めてタクシーを使用。
日本のタクシーは料金交渉やボッタクリの心配も無いから安心。
ネパールから車で15分。
タクシーの運転手さんにマレーシア大使館と言ったらすぐに分かるくらい大通り沿いで立派な建物。
マレーシアはマレー鉄道縦断旅とユーラシア大陸最南端で2回来訪。
タイとシンガポールに挟まれているから印象は薄く感じるが意外に見どころ多めの国だと思う。
住所:東京都渋谷区南平台町20-16
最寄り駅:神泉
これまで歩いた距離を考えたら歩けない距離では無かったが、これまで歩いた距離があったからこそ歩きたくなかった。
というわけで2度連続のタクシー利用。
考えてみたら初回のタクシーに待っておいてもらえば良かったのか。
でもすぐに空車のタクシーが見つかるのは流石に東京都心。
マレーシアから車で10分。
大通りから1本入った住宅街の中。
ルート的にはココから大使館巡りを始めるのが最も効率が良かったように思う。
1回目はアンコールワットへ行く経由でホーチミン、2回目はラオスへ行く経由でハノイ。
どちらもついでに寄ったものの、経由だけにするには申し訳ない。
沢木耕太郎の「一号線を北上せよ」というベトナム旅行記を読んでまた行きたくなった。
住所:東京都渋谷区元代々木町50-11
最寄り駅:代々木八幡
最寄り駅も近かったので久々に地下鉄移動。
ベトナムから地下鉄と徒歩で25分。
最寄り駅が明治神宮前(原宿)で祝日好天の15時過ぎ、物凄い人出で歩くのにも渋滞。
この大使館巡りで最も歩くのに難儀した。
社会人になって初めての一人旅で訪れた国。
その気になれば1週間の休みを取ることが出来る程度には仕事に小慣れてきたこの国この旅からが旅の第2章。
住所:東京都渋谷区神宮前2丁目33-6
最寄り駅:明治神宮前
トルコから徒歩25分。
終わりが見えてきたのでまた頑張って歩いた。
都心ながらチョット閑静な場所にあった。
アンコールワットに尽きるであろう国。
アンコールビールが美味かった印象、もう1杯アンコール。
住所:東京都港区赤坂8丁目6-9
最寄り駅:青山一丁目
再び地下鉄移動。
地図を見る限りこの移動を終えたら後は全て徒歩10分圏内。
ラストスパートに入る。
カンボジアから地下鉄と徒歩で25分。
地図を見ると到着しているはずなのにどこにあるのか分からなかった。
よくよく見ると建物全体ではなく、4階と5階が大使館という初めてのパターン。
リスボンへ行った時も思ったが、大航海時代には栄華を極めた国だとは思えない規模。
ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ行くために訪れた国。
この年はマレーシアでユーラシア最南端へも行って充実した旅の1年だった。
住所:東京都千代田区麹町3丁目10-3
最寄り駅:半蔵門
ポルトガルから徒歩5分。
皇居のお濠沿いに建つクラシックな雰囲気で最も大使館らしい大使館。
皇居ランしているときに視界に入っていたはずだが意識しないと分からない。
警察はいなかったが守衛のような人はいた。
欧州周遊旅の入口だった国、五輪のあった2012年に再訪したときはパラリンピック期間中だった。
住所:東京都千代田区一番町1
最寄り駅:半蔵門
イギリスから徒歩10分。
世界最小の国でもちゃんと大使館がある。
バチカンローマ法王庁大使館という名目らしいが、イタリア大使館からは随分離れていたのが意外。
システィーナ礼拝堂にある最後の審判にミケランジェロ自身が描かれていると知ったのは帰国してからだった。
住所:東京都千代田区三番町9-2
最寄り駅:半蔵門
バチカンから徒歩10分。
すぐ近くに「日本で最もインドに近いインド料理屋」という店があって巧いなと思った(美味いかは不明)。
インドは敢えて20代最後に取っておいた国。
航空券以外は何も準備せず、移動も宿も全部現地で行き当たりばったりだった最後の旅。
もうあんなバイタリティは持てないかな。
20代最後の歳に訪れた国が30代最後の歳の大使館巡りのフィナーレになるのも何かの縁。
住所:東京都千代田区九段南2丁目2-11
最寄り駅:九段下
アメリカ大使館のスタートが9時前でインド大使館に到着したのが17時前。
途中に休憩も挟みつつほぼ8時間の世界一周。
帰宅してスマホの歩数計アプリを見てみるとこの結果。
旅中と同じく「この距離なら歩けるな」を繰り返したらとんでもない距離になっていた。
本当に海外を旅した時のような心地良い疲労感と充実感。
今回は敢えて「訪問したことのある国」しか記録に残さなかった。
しかし、都心を歩いていると他にも沢山の国の大使館を見た。
まだ訪れていない国が沢山。
まだまだ訪れたい国が沢山。
まだまだまだ旅は終わらない。