五つの銅貨(The five pennies)



監督: ジャック ローズ
出演:ダニー・ ケイ、ルイ ・アームストロング


時は1924年、禁酒法の時代。ユタ州の田舎からニューヨークに出てきたコルネット奏者レッドニコルズ(ダニーケイ)の物語。ニューヨークに出てきた彼は、バンド仲間と、歌手の女性二人と、あるクラブへやってくる。そこで、飛び入りで、ルイアームストロングとリ・パブリック讃歌を共演する。


ルイ アームストロング
ダニー ケイ

その後、彼はあちこちの楽団でコルネットを吹くが、自分のスタイルと合わないため、次々とシゴトを移っていく。そして、彼がリーダーとして作った楽団、「RED NICHOLS & FIVE PENNIES」で新しいスタイルの音楽、デキシーを発表して大人気になる。FIVE PENNIESのメンバーがまたすごい。ジミー ドーシ、ベニーグッドマン、そしてグレンミラー。彼らは全米各地を転戦する。そんな時、一人娘が小児マヒにかかってしまう。娘をかまってやれなかった彼は、自責の念かられ、バンドを解散、大事なコルネットを川に投げ捨ててしまう。そして娘のリハビリに専念する。しかし、娘の心は彼から離れてゆき孤独な日々を過ごす。日々は過ぎてゆき、彼は造船所で働いていたが、家族の応援を得ながら再びコルネットを手にする。彼の復帰の舞台でこの感動のエンディングが訪れる。今まで歩く事ができなかった娘が、、ついに立ち上がれるようになる。二人でダンスをする。バックに流れる、「五つの銅貨」…思わず涙が流れてしまう。


左の写真は、母親が出かけてしまい、眠れない娘に、やさしく歌いかけているところ。5枚の銅貨に5つの願いを込めて…1枚めの銅貨は願いをかなえてくれる銅貨、2枚は夢をかなえてくれる銅貨、3枚めはダンスを、4枚目は笑いを与えてくれ、5枚めは一番大事な銅貨、愛を与えてくれる。そしてこの5枚の銅貨を持っていれば百万長者になれる。とやさしく歌いかける。「五つの銅貨」
右の写真は、感動のエンディングシーン。


ダニーケイ
1913年、ニューヨークに生まれる。コメディに、ミュージカルに、大活躍。ボブホープと並ぶエンターテイメント。彼の得意ワザは物真似、そして早口言葉。「虹を掴む男」ではその早口と物真似を、「ホワイトクリスマス」ではビングクロスビーと、この「五つの銅貨」では、ルイアームストロングとデュエットと、彼の持ち味をいかんなく発揮している。又、ユニセフの初代親善大使としても活躍した。惜しいかな74才でこの世を去っているが、彼の名前は、日本の有名なコメディアン、そして演奏家でもある谷啓さんに引き継がれている。ダニーケイ→たにけい…谷啓の名はダニーケイに由来している。





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