黒板純(吉岡秀隆)
連続ドラマ
 
主人公の一人。五郎、蛍と富良野に移ってきたがどうしてもなじめない。なんとか東京に戻ろうとするが北村清吉の言葉に思いとどまる。ひ弱だった純は富良野の自然の中で多くの事を学んで行く。
電気も水道も無い生活の中で初めて自家製の水道が通じたり、吹雪の中自動車が吹き溜まりつっこみ、死にそうになったりと感動をそして自然の厳しさを体験する。
 母の入院騒ぎで、叔母の雪子と東京の母を見舞に行くが、あれほど恋焦がれていた東京に少しも感動が沸かなかった。富良野の自然の中での生活に喜びを感じ、東京の空虚さに気がつくのであった。
 夏になると、富良野では、空知川のいかだ下りが行われる。五郎のいかだは危ないというので純と蛍は中畑のいかだに、乗せてもらう。はじめて参加した純と蛍ははしゃぎまわった。
 やがて五郎の丸太小屋の組み立て工事が始まった。五郎がいかだ下りで知り合った、こごみが尋ねてくる。純と蛍ははこごみに対して嫌悪感をあらわにする。そんな中、令子が無くなったという知らせが入ってくる。急拠東京に駆けつける、雪子、純、蛍。母と再婚した吉野がうなだれているのを見て愕然とする二人。五郎はまだやってこない。飛行機代が無いため、夜行でやっとやってきた五郎に失望する。
 東京で1週間を過ごした純と蛍が富良野に戻ると、五郎の丸太小屋は完成していた。東京での1週間がとてもつまらないものに思えた。富良野で過ごした1年が純を大きく変えていたのであった。

’83 冬
 幼馴染の正吉が家出したという知らせが入る。初詣の神社で正吉を見つけた五郎は、みどりの頼みで正吉を家に置くことにする。そんな時、昔、豆で大もうけした松吉が富良野に戻ってくる。五郎のところには、借金取りがやってくる。みどりが失踪したため、みどりの連帯保証人になっている五郎のところにやってきたという。その事を知った正吉は悩み、出きる事として屋根の雪降ろしを行うが転落して九死に一生を得る。なんとか借金は仲間達が工面してくれて、事無きを得る。

’84 夏

中畑の妻、みずえの妹ゆり子とその息子努が東京からやってくる。努は東京からパソコンを持ってきていた。物欲しそうにパソコン雑誌を見つめる純。それを自慢する努に頭にきた純と正吉は、パソコン雑誌を盗んでしまう。純は自分は欲しくなかったと言い張り、正吉と喧嘩になる。正吉は純に「汚いやつ」とののしる。
 五郎が出稼ぎに行っている間に、丸太小屋が火事になってしまったのである。純のセーターがストーブの火に燃え移ったのが原因であったが、正吉は自分のせいだと言い張る。純は自分のせいだとわかっていながら言い出せなかったのである。やがて正吉はみどりに引き取られて富良野を離れる。
 

’87 初恋
純とれいの初恋物語。れいのページへどうぞ

’89 帰郷
純は東京に出て定時制に通っていた。職を3度も変え、自分に焦りを感じていた。ひょんなことから
職場の先輩に怪我を負わせ、失意の中、富良野に戻ってくる。富良野は、そんな純を温かく迎えてくれた。純は富良野で暮らしたいと言うが五郎は拒否する。そんなある日、蛍がラジオのリクエスト番組で、れいのリクエストを聞く。急遽純は札幌へ出て行く。れいのページ

’92 巣立ち
タマコのページへ

’95 秘密
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’98 時代
 相変わらずゴミの収集を仕事にしている純に、草太は「おらの仕事を手伝え」と迫る。純、正吉の幼友達、チンタの兄夫婦が有機農法に失敗して富良野を離れて行く。草太はその土地とトラクターを安値で手に入れた。それに反感を持つ純は、草太の「トラクターを運ぶのを手伝ってくれ」という申し出を断る。草太は仕方なく一人でトラクターを運んで行く途中、トラクターの下敷きになって、命を落としてしまう。純は自分にも責任がある、あの時、一緒に手伝えば良かった、と自責の念に駆られる。それをやさしく見守る、五郎。心配してシュウに電話をかけ、純についていてくれと頼む。やがてシュウがやってくる。やっとの事で落ちつきを取り戻す純。
 葬式の後、成田と新宿から、純と正吉は、草太の牧場を手伝うよう依頼を受ける。悩む二人・・・。結論は次回の物語に・・・。