十市鎮守太鼓

十市太鼓のニュース&予定のお知らせ


消滅の危機にさらされております十市の伝統文化を
わずかに残る太鼓の鼓動をもとに復元していこうと、
新宮神社「十市鎮守太鼓」伝承保存会ができました


夏祭りへ「十市太鼓」の練習開始!!


新宮神社の登り口・十市保育所のとなり
「多世代交流プラザ」(公民館)のホー
ルでやっています。どなたでも参加でき
ます。また、指導をお手伝いできる方も
是非おいでください。新宮神社・宵宮祭
り7月20日夜(海の日)に奉納演奏。
(新宮神社・088−865−5123)



楽しく練習中の小学生



○十市鎮守太鼓の練習予定日
毎週の予定
○月曜日=午後3時半から5時まで
○水曜日=午後3時半から5時まで
○土曜日=午後3時半から5時まで
 ただし、都合により変更することがあります。

◎予定は現地の掲示板をご覧ください。時々変わります。


発足時の伝承会員公開募集の案内状から転記


十市鎮守太鼓

(南国市十市)

保護者の方へのお願い

力強く叩く太鼓の響き、お子さまの目がキラキラ輝がやいています。この生き生きした姿をつづけさせてみませんか。下記に趣旨を略記しましたので、ご理解ご協力をお願いいたします。

十市太鼓は、新宮神社・宵宮祭り7月20日(木=海の日・祝日)の夜奉納演奏されます。3台の太鼓の響きは、荒々しい黒潮を乗り越えてゆく土佐水軍の勇姿を彷彿させてくれるでしょう。現在練習場は多世代交流プラザで週2〜3回を予定しております。月曜(午後4時〜5時半)、水曜日(午後4時から5時)、土曜日(午後1時半〜4時)、日・祝日(未定)場所の関係で毎回変わります。

 新宮神社の胴長太鼓2台が張り替えられました。天保6年(1835)に太鼓の台が作られているので、165年間も叩かれ続けて来た貴重なものです。さすがに長い年月に、胴体は少々変形し、無数の虫食い穴があいていますが、江戸時代の響きは健在です。

 「十市太鼓」は、十市の総鎮守・新宮神社に伝わる太鼓の打法を採譜再現して新構成し、次世代へそれを伝えようとするものです。その音は、秋のオナバレの御幸太鼓の打音に残されています。十市を訪れた人々がこの太鼓の音を不思議がります。土佐水軍が十市で発展していった戦国時代の戦陣太鼓の一部が残ったものではといわれます。のち長曽我部氏の直属となり仁井田に移り、山内家入国により山内家の水軍となり種崎に造船所が作られ明治に至っています。

 この地は、土佐日記の紀貫之が正月を過ごした大湊。紀貫之は、病折し一緒に帰京できない娘を悲しみ、呑み続けて、この地の縁、十市姫の哀れさに思いを重ねていたのでしょう。歌人・紀貫之は十市姫の母・額田大王の歌を惹起させるかのように、この港から歌を土佐日記に記述し始めてもいます。出航後、海賊出没への恐怖も。時は移り、土佐全土を征服した、長曽我部水軍は、海を越え、異国にまで、この太鼓の音を響かせていたのでしょう。奉納される宵宮祭りがなぜか「海の日」!? 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う国民の休日、というのも不思議な縁を感じます。

太鼓に興味をお持ちで、新しい十市太鼓の創造と技術指導をお手伝いいただける方を求めております。古代ロマンの里は未来へのロマン溢れる郷でもあります。お子さまの練習をご一緒にお楽しみください。みなさまの参加ですばらしい十市太鼓を作り上げたいと思います。お兄さんお姉さん、お父さんお母さんと一緒に打ち楽しめる十市太鼓を目指しております。是非ご協力お願いいたします。

平成12年5月吉日 「十市鎮守太鼓」伝承保存会長・北村 謙一
                  新宮神社宮司・森國 英夫

連絡先:高知県南国市十市緑ヶ丘1−1701 新宮神社宮司宅
電 話088−865−5123  Fax 088−865−5404




「十市鎮守太鼓・伝承保存会」

問い合わせは「十市鎮守太鼓・伝承保存会」事務局
新宮神社宮司・森國 英夫
連絡先:高知県南国市十市緑ヶ丘1−1701 新宮神社宮司宅
電 話088−865−5123 Fax 088−865−5404

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ご来場者は2000/1/22から

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